ゴム週間展望=下値模索か、期中12月限は409.9円割れに注意

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
              [8月3日からの展望]
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     週間高低(カッコ内は日付)         7月27日〜7月31日
<国内>         始 値     高 値       安 値       帳入値    前週比
 26年12月限      417.6     420.1(31)   409.9(29)    420.1    +  2.1
 RSS先限      418.0      418.0(27)   418.0(27)    418.0        0.0
 TSR20    350.0      350.0(27)   350.0(27)    350.0        0.0
 上海9月限   16775    16775(27)   16380(30)     16400     -  385
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東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 160.46円  前週末比 3.31円高
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【前週までのレビュー】上海ゴムの中心限月9月限がレンジから下放れる可能性が高ま
ったうえ、日経平均株価が大幅な水準調整となったことから、売り圧力が強まる可能性
が高いとみた。
【下値模索か】
 JPXゴムRSS3号の活発限月12月限は、売りが優勢となっている。12月限
は、7月16日には435.0円まで上昇後、急反落となり、29日は409.9円ま
で下落した。その後、自律反発場面となったが、420円の手前では戻りが鈍くなっ
た。目先、下値を試す可能性がありそうだ。
 また、上海ゴムがレンジからの下放れしたことや、日経平均株価も目先の高値を付け
た動きになっている。このため、JPXゴムRSS3は、戻り一服後は再び売り圧力が
強まること予想される。水準的には29日の安値409.9円がポイントになる。同水
準をしっかり割り込むと、7月3日の安値403.2円や節目の400円が意識され
る。
【中国PMIが50割れ】
 中国国家統計局が7月31日に発表した7月中国製造業購買担当者景気指数(PM
I)は、前月比1.1ポイント低下の49.1となり、景況感の分かれ目とされる5
0.0を下回った。50を下回ったのは、今年2月の49.2以来、5カ月ぶりのこ
と。中東情勢が再び緊迫したことにより、生産、新規受注ともに低下した。また、海外
からの新規受注を示す新規輸出受注も49.6となり、2カ月ぶりに50を割り込んで
いる。、同時に発表されたサービス業PMIも49.0と前月の50.2から低下し、
景況感の分かれ目とされる50を割り込んできた。中国は不動産不況が続いているう
え、中東情勢の緊張は同国経済の立ち直しを遅らせているようだ。
【上海9月限は下放れ】
 上海ゴムの中心限月の9月限は、レンジから下放れた。9月限は、6月25日に大幅
安となり、1万7000元を割り込むと、29日には一時1万6420元まで下落し
た。だが終値ベースでの1万6500元を割れが回避されると、反発を開始。7月15
日には一時1万7250元まで上値を伸ばした。同水準では戻り売りを浴びると、1万
6500〜1万7000元前後の狭いレンジ相場となっていた。だが、7月29日に1
万6420元で引け、終値ベースで1万6500元を下抜くと、30日には1万628
5元まで軟化した。
 目先、売りが先行する可能性が高いとみる。節目の1万6000元が最初の関門。同
水準を割り込むと、3月20日の安値1万5810元を視野に入れた展開になりそう
だ。
【東京ゴム活発限月の12月限のテクニカル要因】
 ゴムRSS3号の活発限月の12月限は、軟調な展開となった。6月下旬からの値動
きを確認すると、上海高を手掛かりに6月23日は448.8円まで水準を引き上げ、
一代の高値を更新した。その後、25日に上海ゴムが大幅安となると急落を開始し、7
月3日には403.2円まで下落。節目の400円割れが回避されると、自律反発を開
始し、16日に435.0円まで戻した。だが、同水準で戻りいっぱいとなると、29
日には409.9円まで水準を引き下げた。その後は、415円付近で取引となってい
る。
 売りが先行するようなら、7月29日の安値409.9円が最初の関門。安値更新な
れば、7月3日の安値403.2円や節目の400.0円が視野に入る。一方、地合い
を引き締めると、節目の420円付近がポイントになる。420円をしっかり上抜く
と、7月24日の高値425.5円や節目の430円を目指しそうだ。
【今週の注目ポイント】
 中東情勢に注目したい。中東情勢の不透明感が強い。現時点では、緊張の度合いがや
や緩和しているが、再び緊迫した状況になる可能性は十分にある。NY原油が100ド
ルに浮上するようなら、天然ゴム相場にとっても強材料となろう。
<当面の予定(イベント・経済統計)>
3日 ●オーストラリア(バンク・ホリデー)
   中国製造業購買担当者景況指数 2026年7月(RatingDog)
   独小売売上高 2026年6月(連邦統計庁)
   ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2026年7月確報(Markit)
   米製造業景況指数 2026年7月(ISM)
4日 米貿易収支 2026年6月(商務省)
   米耐久財受注 2026年6月確報値(商務省)
   米製造業新規受注 2026年6月(商務省)
5日 金融政策決定会合議事要旨公表 6月15-16日分(日本銀行)
   中国サービス業購買担当者景況指数 2026年7月(RatingDog)
   ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2026年7月確報(Markit)
   ユーロ圏購買担当者総合景況指数 2026年7月確報(Markit)
   ユーロ圏生産者物価指数 2026年6月(EUROSTAT)
   全米雇用統計 2026年7月(ADP)
   米非製造業景況指数 2026年7月(ISM)
6日 独製造業受注 2026年6月(経済技術省)
   ユーロ圏小売売上高 2026年6月(EUROSTAT)
   米新規失業保険申請件数(労働省)
   米卸売在庫 2026年6月確報値(商務省)
7日 上海ゴム指定倉庫在庫(上海期貨交易所)
     独貿易収支 2026年6月(連邦統計庁)
   独鉱工業生産指数 2026年6月(経済技術省)
   米雇用統計 2026年7月(労働省)
   建玉明細報告(CFTC)
    ※投資や売買は御自身の判断でお願いします。

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