[8月3日からの1週間の展望]
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週間高低(カッコ内は日付) 7 月 27 日〜 7 月 31 日
始 値 高 値 安 値 帳入値 前週末比
ガソリン 先限 97,000 99,000(28) 97,000(27) 99,000 +2,000
灯 油 先限 106,000 106,000(27) 106,000(27) 106,000 -2,000
原 油 12月限 80,600 80,680(27) 72,620(29) 73,090 -7,750
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7 月 27 日〜 7 月 31 日
<海外原油> 週間4本値 始 値 高 値 安 値 終 値 前週末比
NY原油 9 月限 86.12 86.87(31) 77.78(28) 84.67 -4.64
ブレント原油 10 月限 88.80 91.36(31) 80.67(28) 87.93 -3.75
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31日 東京時間の午後3時15分現在 ドル・円 160.46 前週末比 3.31円の円高
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【前週のレビュー】ニューヨーク原油9月限は95.30ドルの一代高値が視野に入っ
てきた。上抜ければブレント原油がひと足先に到達した100ドルが上値目標となると
した。日柄的には29日が満月のため、その辺りで満月天井を付ける可能性が出て来た
とした。
【NY原油9月限は半値押し後に半値戻し】
ニューヨーク原油9月限は結局、一代高値の95.30ドルには届かず、7月23日
の高値の93.50ドルを戻り高値として大きく崩れた。しかし28日の77.78ド
ルを安値にその後は再び戻している。7月2日の安値67.12ドルから前述の高値
93.50ドルまでの上げ幅の61.8%押しである77.20ドルまでは下げずに反
発している。目先はどこまで戻すのが注目される。まだ、9月限の納会まで3週間あ
り、このまま上昇でひと相場作るのか否かに注目したい。直近の戻り高値は85.94
ドルと、すでに直近の下落に対する半値戻し(85.64ドル辺り)を達成して、いわ
ば半値押し後に半値戻しを達成した形。目先の上値目標は61.8%戻しの87.49
ドル、78.6%戻しの90.14ドルなどになる。
材料的には、米国とイランの軍事攻撃が一時的に停止していたことが急落につながっ
ていたが、イランの「イスラム革命防衛隊」が29日、ヨルダンの米軍基地を攻撃した
と発表して、米軍も同じ日、サウジアラビア軍と合同でイラクの親イラン武装組織を空
爆したことで、24日以降停止していた両国間の攻撃が再開した。トランプ米大統領は
「イランを激しく攻撃する」と、相変わらず一国の指導者としてふさわしくない言動を
繰り返している。この人物の言動が原油相場の振幅をこれまで上にも下にも大きくした
感は否めないが、これは当面続きそうだ。
ともあれ、最新の情報では、米中央軍は30日未明にイラン軍の数十か所の標的を攻
撃したことを明らかにした。
一方、イランは、ヨルダンとクウエートに加えて、バーレーンの米軍基地を攻撃した
ことを明らかにしている。
このところ指摘してきたイエメンの武装組織フーシ派とサウジアラビアの緊張激化に
よるブ・エル・マンデブ海峡封鎖(紅海の入り口)による封鎖問題については、30日
にサウジアラビア主導で14カ国が参加する「多国籍海洋防衛連合」の設立が発表され
た。紅海の自由航行は紅海側のサウジの石油積み出し港、ヤンブー港(輸送能力は日量
700万バレル)からの供給にとって必要不可欠のことのため、今後の展開に注目した
い。
また、停戦協議の仲介役であるパキスタンのダーレ副首相兼外相が29日、数日以内
に米国とイランの停戦協議が実施されるとの見込みを述べていることにも注目したい。
外部要因を見ると、ニューヨークダウ平均株価は高値圏での乱高下ま様相だが、再び
5万2000ドル台を回復している。
ドルインデックスは、30日に介入観測の出ている円高進展の影響で、一時100ポ
イント台を割り込んだが、直近は同台を回復している。
【米国原油は需給引き締まりが顕著】
米国内に目を移すと、原油需給の引き締まりが顕著になっている。世界的なロシアに
対するエネルギー産品への制裁が4年目に入るなか、今年に入って米国やイスラエルの
イラン攻撃も加わり、中東産に対する供給懸念も浮上して、各国が原油の輸入先の多角
化を余儀なくされている結果とも言える。
最新の米エネルギー情報局(EIA)の週報で、原油在庫は前週比716万7000
バレルも急減して、4億0451万バレルとなり、2018年以来の低水準まで落ち込
んでいる。仮に今後4億バレル台を割り込むと、2018年9月以来となる。
また、ニューヨーク原油の受渡場所であるオクラホマ州のクッシング在庫も1860
万バレルと、2014年以来の低水準となっている。これを受けて限月間のサヤは逆ザ
ヤ(期近高の期先安)化が進展しており、9月限は半年先の2027年2月限に対して
10ドル以上も上ザヤとなっている。
また、戦略石油備蓄(SPR)を含めても原油在庫は7億1215万8000バレル
まで減少し、1984年以来の低水準となっている。
【東京原油のテクニカル分析】
東京原油の6番限である12月限は、ボリンジャーバンドの2シグマ(8万2190
円辺り)から下落していたが、ここに来て21日移動平均線でもあるボリンジャーバン
ドの中心線(7万5010円辺り)挟んだもみ合いの様相となり、直近はそれを割り込
んでいる。
【NY原油、ブレント原油のテクニカル分析】
ニューヨーク原油9月限はボリンジャーバンドの2シグマ(8万2190円辺り)か
らの下落も、上昇中のボリンジャーバンドの中心線(78.74ドル辺り)に支持され
る形で反発したが、直近は1シグマ(85.63ドル辺り)が上値抵抗となっている
ブレント原油10月限もほぼ同様の値動き。上昇中のボリンジャーバンドの中心線
(81.15ドル辺り)に支持される形で反発も、直近は1シグマ(89.16ドル辺
り)が上値抵抗となっている、
<当面の予定>
3日【経済】新車登録台数 2026年7月(自販連)
【経済】軽自動車新車販売速報 2026年7月(全軽自協)
【発会】プラッツドバイ原油 2027年10月限(東京商品)
【経済】中国製造業購買担当者景況指数 2026年7月(RatingDog)
【経済】ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2026年7月確報(Markit)
【経済】独小売売上高 2026年6月(連邦統計庁)
【経済】米建設支出 2026年6月(商務省)
【経済】米製造業景況指数 2026年7月(ISM)
【経済】米新車販売台数 2026年7月(Autodata)
4日【経済】米貿易収支 2026年6月(商務省)
【経済】米耐久財受注 2026年6月確報値(商務省)
【経済】米製造業新規受注 2026年6月(商務省)
【工業】米週間石油統計(API)
5日【経済】金融政策決定会合議事要旨公表 6月15-16日分(日本銀行)
【工業】原油・石油製品供給統計週報(石油連盟)
【工業】石油製品給油所小売価格調査(資源エネルギー庁)
【経済】中国サービス業購買担当者景況指数 2026年7月(RatingDog)
【経済】ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2026年7月確報(Markit)
【経済】ユーロ圏購買担当者総合景況指数 2026年7月確報(Markit)
【経済】ユーロ圏生産者物価指数 2026年6月(EUROSTAT)
【経済】仏鉱工業生産指数 2026年6月(INSEE)
【経済】米住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】米雇用統計 2026年7月(ADP)
【経済】米非製造業景況指数 2026年7月(ISM)
【工業】米週間石油統計(EIA) ]
6日【経済】対外及び対内証券売買契約等の状況 7月26日-8月1日(財務省)
【経済】ユーロ圏小売売上高 2026年6月(EUROSTAT)
【経済】独製造業受注 2026年6月(経済技術省)
【経済】米新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】米卸売在庫 2026年6月確報値(商務省)
7日【経済】全世帯家計調査・消費支出 2026年6月(総務省)
【経済】景気動向指数 2026年6月速報(内閣府)
【経済】独貿易収支 2026年6月(連邦統計庁)
【経済】独鉱工業生産指数 2026年6月(経済技術省)
【経済】仏国際収支 2026年6月(フランス銀行)
【経済】仏貿易収支 2026年6月(INSEE)
【経済】米雇用統計 2026年7月(労働省)
【経済】米消費者信用残高 2026年6月(FRB)
【商品】米建玉明細報告(CFTC)
【工業】全米石油堀削稼動数(米ベーカーフューズ)
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