−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2026/12 4,090.5 - 16.5 シカゴ大豆 2026/11 1,192.25 + 4.75 NY銀 2026/ 9 5,785.6 + 7.0 シカゴコーン 2026/12 472.50 + 8.50 NYプラ 2026/10 1,626.3 - 32.4 NY原油 2026/ 9 80.34 -4.33 NYパラ 2026/ 9 1,256.60 -24.80 ドル・円 157.17 -0.46 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は157円台前半で推移 NY為替市場、ドル円は東京時間に一時155円台まで下落する場面が見られたもの の、NY時間にかけて157円台に買い戻される展開。日米協調介入の急落から買戻し が入っていたものの、160円から下放れる展開となっている。 ベッセント財務長官が「必要なら市場介入を躊躇わない」と警告し、片山財務相も協 調介入を認めた。日米協調の円安是正で、ドル円のロング勢も後退せざるを得なくなっ ているようだ。 先週の介入時に、同時に長期ゾーンの米国債利回りの急上昇が確認されていたが、米 国債の最大保有国である日本が介入原資確保のために米国債を売却すれば、長期金利に 上昇圧力がかかる。そこで日本は、保有する米国債を担保にFRBからドル資金を調達 できる外国・国際通貨当局(FIMA)レポファシリティーを活用。これは2020年 にコロナ禍で創設されたファシリティーで、米国債市場を混乱させることなく、市場参 加者が流動性を確保できるようにすることを目的としている。 日本は外国としては最大の1兆1000億ドル超の米国債を保有。このためワシント ンでは、日本が為替介入の資金を確保するために米国債を売却することへの警戒感が強 い。さらに円高進行は、日本の輸出優位に対するトランプ大統領の不満を和らげる効果 も見込まれる。 ただ、なお日米の金利差がある中で、潮の流れが変わったと見る向きは少ない。FR Bが以前のように利下げサイクルに転じない限り、ドル円は底堅く推移するとの見方は 根強い。FRBの金融政策を占う材料として、週末発表の7月米雇用統計に注目が集ま っている。市場予想では、非農業部門雇用者数(NFP)が前月の5万7000人増か ら8万人増へ加速する一方、失業率は4.2%から4.3%へ上昇する見通し。雇用関 連指標の結果次第では、利上げ観測や米国債利回りの動向を通じて相場が大きく振れる 可能性もある。 ◎NY貴金属=総じて続落、米国のイラン攻撃見送りも戻り売り ニューヨーク金は続落、銀は反発。 金12月限は続落。時間外取引では、米国のイラン攻撃見送りを受けて買い優勢で始 まったが、協議再開に対する不透明感から戻りを売られた。欧州時間に入ると、イラン が米国と協議していないとしたことを受けて売り優勢となった。日中取引では、ドル安 一服を受けて売り優勢となった。 銀9月限は米国のイラン攻撃見送りも金の上げ一服などを受けて戻りを売られたが、 日中取引で下げ一服となった。 プラチナ系貴金属(PGM)は続落。 プラチナ10月限は続落。米国のイラン攻撃見送りを受けて買い優勢で始まったが、 協議再開に対する不透明感から戻りを売られた。欧州時間に入ると、イランが米国と協 議していないとしたことを受けて売り優勢となった。日中取引では、ドル安一服や金軟 調を受けて売り優勢となった。 パラジウム9月限は米国のイラン攻撃見送りも他の貴金属の上げ一服などを受けて戻 りを売られた。 ◎LME=アルミ・銅は中東情勢不安の後退などで反発、ニッケルは続落 アルミ3カ月物は反発。3190.50ルで反発して取引を開始。6月24ドル以来 の高値となる3239ドルまで上げ幅を拡大する場面があった。トランプ米大統領がイ ランへの攻撃停止を明らかにしたことで中東情勢不安が後退しリスクオンの雰囲気が高 まったうえ、ドルが円に対して下落したことが手掛かりとなって買い支援要因となっ た。手じまい売りを受けて高値を離れたものの、40セント近い上げ幅を維持して終え た。 銅3カ月物は反発。1万3850ドルで堅調で取引を開始。アジア株がまちまちとな ったことが重石となり1万3796ドルまで値を落とす場面が見られたが、トランプ米 大統領が自身が運営するSNSにイランへの攻撃停止に同意する、と投稿したことを受 けて中東情勢不安が後退したうえ、米国株の堅調を受けて買い優勢となり、一時1万 3900ドルまで浮上し、7月22日以来の高値をつけた。高値では転売が見られ上げ 幅を縮小したが、高値圏を保ったまま引けを迎えた。 ◎NY原油=期近から急反落、米大統領のイラン大規模攻撃中止発言で ニューヨーク原油は期近から急反落。 先週から米国とイランが双方で攻撃を再開しているが、トランプ米大統領が先週末、 イランに対する大規模攻撃を中止するとして、イランとの協議が近く開始されるとの見 通しを示したことて、週明けはアジアの時間帯の時間外取引の朝方から暴落した。大規 模攻撃の中止は合同で攻撃する予定だったイスラエルにも知らされておらず、原油価格 を下落させたい同大統領の独断だった可能性が高い。実際、同時に同大統領はエクソン モービルやシェブロンなどの米石油メジャーにガソリン価格を引き下げるように要請し ている。 また、同大統領は「これが最後の協議」とイランを威嚇しているが、イラン側は米国 と何の協議もしていないと否定している。 為替市場で円買い介入としては、28年振りの日米協調介入が実施されたが、今回の 同大統領の発言は原油急落の口先介入で終わる可能性が高い。 ◎シカゴ大豆・コーン=揃って反発、大口成約や米生育懸念などで 大豆は揃って反発。 米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高は前週と同程度にとどまったが、中国向 けの大口成約が発表されたことで買い優勢となった。また、日米共同介入を受けて ドルが対円で下落したことも強気材料となった。 コーンは軒並み反発。 米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高が前週を上回る強気な内容だったことが 好感された。日米共同介入を受けた対円でのドル安や、米産地では7月終盤から8月に かけて降雨が見られているが、7月に高温乾燥に見舞われた影響に対する懸念も買いを 支援する要因になった。 MINKABU PRESS
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