株価指数先物【引け後】 -1σを支持線に75日線突破を試す可能性

配信元:株探
著者:Kabutan
大阪9月限
日経225先物 63900 +70 (+0.10%)
TOPIX先物 3952.5 -6.5 (-0.16%)
※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示

 日経225先物(9月限)は前日比70円高の6万3900円で取引を終了。寄り付きは6万3690円と売りが先行したが、シカゴ日経平均先物の清算値(6万3390円)にサヤ寄せする形にはならず、現物の寄り付き時には6万4300円まで買われる場面もみられた。ただし、買い一巡後はロング解消の動きから軟化し、前場中盤にかけて6万2910円まで下げ幅を広げた。

 もっとも、下へのバイアスが強まる流れにはならず、前場終盤には6万3700円辺りまで下げ幅を縮めている。その後ランチタイムで6万3290円まで下げたものの、後場はややショートカバーが優勢となり、終盤にかけてプラス圏を回復すると、引け間際には6万4080円辺りまで切り返している。

 指数インパクトの大きい半導体やAI(人工知能)関連株の一角が買い気配から始まったこともあり、先回り的にロングが先行したようだ。ただし、その後は反発して始まった韓国KOSPI指数が一時下落に転じたこともあり、ロングの解消から短期的なショートに向かわせた形だろう。日経225先物は朝方に6万4300円まで買われたが、下向きで推移するボリンジャーバンドの-1σ(6万3910円)をキープできなかった。ただし、下へのバイアスは強まらず、後場終盤にかけて再び同バンド水準での攻防をみせていた。

 ナイトセッションで-1σは6万3720円辺りまで下がってくる。-2σ(6万1180円)とのレンジが意識されるが、バンドは収斂しつつあり、-1σを上回ってくるようだと次第にリバウンドが意識されてくる可能性がある。同バンドを支持線に変えてくると、75日移動平均線(6万5240円)や25日線(6万6260円)がターゲットになろう。

 週足では-1σ(6万3390円)を上回って終えているため、13週線(6万6250円)とのゾーンが期待されよう。そのため、オプション権利行使価格の6万3000円から6万6000円のレンジを想定しておきたい。

 NT倍率は先物中心限月で16.14倍(3日は16.12倍)に上昇した。16.26倍まで切り上がる場面もみられたが、半導体株の一角が利食いに押されるなかで、一時15.98倍に低下した。ただし、-1σ(15.99倍)が支持線として機能しており、押し目ではNTロングでのスプレッド狙いに向かわせる形になった。目先的には25日・75日線が位置する16.53倍辺りまでの切り上がりがありそうだ。

 手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はソシエテジェネラル証券が9888枚、ABNクリアリン証券が9710枚、バークレイズ証券が8512枚、サスケハナ・ホンコンが1947枚、ゴールドマン証券が1887枚、モルガンMUFG証券が1472枚、JPモルガン証券が1461枚、三菱UFJ証券が986枚、楽天証券が965枚、SBI証券が902枚だった。

 TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が2万6867枚、バークレイズ証券が2万3652枚、ABNクリアリン証券が1万8010枚、JPモルガン証券が9087枚、モルガンMUFG証券が5535枚、ビーオブエー証券が4635枚、ゴールドマン証券が2744枚、サスケハナ・ホンコンが2515枚、ドイツ証券が2018枚、野村証券が1696枚だった。

株探ニュース

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