大阪9月限ナイトセッション 日経225先物 65530 -20 (-0.03%) TOPIX先物 4060.0 +4.5 (+0.11%) シカゴ日経平均先物 65620 +70 (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比) 6日の米国市場は、NYダウ、S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。イランとオマーンによるホルムズ海峡の開放に向けた合意案には、米国およびイスラエル船舶の通航を禁止するほか、敵対国に対して同海峡の利用を認める前に補償を求める内容が盛り込まれていると、イランメディアが伝えた。米国が拒否したとの報道もあり、合意が見通せない状況だとして、WTI原油先物価格は1バレル=77ドル台に上昇したことが重荷になった。原油高を受けて米長期金利が上昇したことも利益確定の売りに向かわせたようだ。 NYダウ構成銘柄では、ウォルト・ディズニー、マイクロソフト 、シェブロン 、トラベラーズ 、マクドナルド が買われた。半面、ボーイング 、セールスフォース 、ハネウェル・インターナショナル 、ゴールドマン・サックス・グループ 、ユナイテッドヘルス・グループ が軟調。一方で、NYダウ構成銘柄ではないが、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ やブロードコム など半導体株の一角が買われ、フィラデルフィア半導体(SOX)指数は小幅に上昇している。 シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比70円高の6万5620円だった。6日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比変わらずの6万5550円で始まった。ショート優勢の流れが続き、米国市場の取引開始時には6万4940円まで下落幅を広げたが、その後は急速に切り返してプラス圏を回復すると、6万6370円まで買われる場面もみられた。ただ、終盤にかけて再びショートが入る形で上げ幅を縮めており、日中比20円安の6万5530円と、小幅に下落してナイトセッションの取引を終えた。 日経225先物はナイトセッションで6万4940円まで下げて75日移動平均線(6万5440円)を割り込む場面もみられたが、その後の切り返しで一時25日線(6万6020円)を上回っており、両線での攻防が続きそうである。ボリンジャーバンドの-1σ(6万3750円)と中心値となる25日線とのレンジが意識されるが、レンジ上限での推移をみせていることで75日線辺りでの底堅さを見極めつつ、押し目待ち狙いのロング対応に向かわせることになろう。 中東情勢を巡る不透明感から原油価格の上昇が重荷になるものの、トランプ米大統領は近日中にホルムズ海峡が開放されるとの認識を示したと報じられており、ショートを仕掛けにくくさせそうである。また、前日は指数インパクトの大きい半導体やAI関連株の下げが日経平均型の重荷になっていたが、SOX指数は小幅ながら反発となったことで買い戻しを誘う可能性がありそうだ。 前日の取引終了後に決算を発表したソフトバンクグループ<9984>[東証P]は、PTS(私設取引)で一時4%あまり下落する場面もみられたが、ADR(米預託証券)では1%程度の下落となった。決算を控えた日中取引で4%を超える下落だったこともあり、アク抜けの動きをみせてくるようだと、先物市場ではロングに向かわせやすいだろう。 週足では26週線(6万1650円)と13週線(6万6380円)とのゾーンが意識され、足もとで-1σ(6万3590円)水準での底堅さがみられる一方で13週線を捉えてきている。-1σと+1σ(6万9170円)とのゾーンに切り上がる可能性も出てきた。そのため、オプション権利行使価格の6万4000円から6万8000円辺りのレンジを想定する。 6日の米VIX指数は15.15(5日は15.81)に低下した。一時16.03まで上昇する場面もみられたが、前日の安値水準での攻防が続いており、その後は下げに転じて直近のボトム水準での推移となった。足もとのレンジ下限レベルに位置しており、リスク選好に向かわせやすいだろう。 6日のNT倍率は先物中心限月で16.16倍(5日は16.39倍)に低下した。足もとの上昇で25日線(16.43倍)に接近していたこともあり、いったんはリバランスが入りやすい水準だった。指数インパクトの大きい半導体やAI関連株が売られる一方で、東証プライムの値上がり銘柄は7割を超えており、相対的にTOPIX型優位となった。ただ、-1σ(15.98倍)に接近するようだと、NTショートを巻き戻す流れを意識しておきたい。 株探ニュース
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