ゴム週間展望=1月限は420円を中心にもみ合いか、為替動向に注意

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
              [8月10日からの展望]
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     週間高低(カッコ内は日付)         8月3日〜8月7日
<国内>         始 値     高 値       安 値       帳入値    前週比
 27年01月限      419.2     423.7(7)    410.1(4)     420.7    +  1.1
 RSS先限      416.0      424.0(7)    416.0(3)     424.0     +  8.0
 TSR20    350.0      350.0(4)    350.0(4)     350.0        0.0
 上海9月限   16390    16920(6)    16375(3)      16885     +  485
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東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 158.30円  前週末比 2.16円高
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【前週までのレビュー】上海ゴムがレンジからの下放れしたことや、日経平均株価も目
先の高値を付けた動きになっているため、戻りを試した後、再び売り圧力が強まるとみ
た。
【もみ合いか】
 JPXゴムRSS3号の活発限月1月限は、買いがやや優勢となっている。1月限
は、7月15日に425.0円まで上昇後、地合いを緩め、8月4日には410.1円
まで水準を引き下げた。だが、410円割れが回避されると、7日の午前中には422
円台まで戻している。ただ、特に目立った買い材料も見当たらないうえ、買いに勢いも
ない。目先、日本はお盆休みに入る企業が多いこともあり、420円を中心としたもみ
合いになりそうだ。
 ただ、日本の通貨当局が再び大規模な円買い介入を実施すれば、手掛り材料難の中、
円高を手掛かり売られる可能性があるので為替動向には注意したい。
【円買い介入に注意】
 ドル円が日米協調の円買い介入により、3日に155.23円まで急落する場面があ
った。その後、158円台半ばまで戻している。ただ、米財務省が異例の協調介入に踏
み切った背景が日本国債の金利上昇が伝播し、世界的な金利上昇に対する懸念だとする
なら、引き続き、円買い介入には注意を払うべきだろう。米10年債は4.68%まで
上昇しており、心理的節目の4.5%を上回っている。現状、米株価は好調だ。ただ、
金利高は資金調達コストの上昇を通じ、中小型株から影響を受けてくる。ラッセル20
00などの代表的な中小型株インデックスが崩れ始めると、11月に中間選挙を控え
て、米トランプ政権は円安の是正を通じて金利上昇を抑える可能性が高まる。その場
合、天然ゴム価格も抑制されるだろう。
【上海9月限は戻りを試す】
 上海ゴムの中心限月の1月限は、戻りを試す展開になっている。1月限は、7月15
日には1万8180元まで上昇後、売りが先行し、30日には1万7095元まで下落
した。だが、1万7000元割れが回避されると、戻り場面となり、7日の午前中には
1万7910元まで戻している。
 目先、節目の1万8000元の攻防に注目したい。同水準をしっかり上抜くと、7月
15日の高値1万8180元や節目の1万8500元が意識される。同水準も突破すれ
ば、節目の1万9000元や6月3日に付けた一代の高値1万9180元を目指そう。
一方、反落となれば、節目の1万7500元付近に注目した。同水準を割り込むと、7
月30日の安値1万7095元や節目の1万7000元を試そう。
【東京ゴム活発限月の1月限のテクニカル要因】
 ゴムRSS3号の活発限月の1月限は、戻りを試す展開となった。7月中旬からの値
動きを確認すると、7月15日には428.0円まで水準を引き上げた後、上海安を受
けて、ジリ安調の展開となり、29日には410.5円まで下落した。31日に41
9.7円まで水準を引き上げたが、戻りを叩かれ、8月4日には410.1円まで軟化
した。ただ、410円割れが回避されると、買いが先行し、7日の午前中には422円
台で取引されている。
 買いが先行するようなら、7月24日の高値424.3円が最初の関門。高値更新と
なれば、7月15日の高値428.0円や節目の430.0円が意識される。同水準を
上抜くと、節目の435.0円や440.0円を意識した展開になる。
 売りが優勢となれば、8月5日の安値416.0円付近が支持になる。同水準を下抜
くと、4日の安値がある410.1円の攻防になる。安値更新となれば、節目の40
5.0円や400.0円を目指しそうだ。
【今週の注目ポイント】
 引き続き、中東情勢に注目したい。中東情勢の不透明感が強い。依然に比べ、市場の
反応は鈍くなっているが、NY原油が100ドルを超えるようなら、天然ゴム相場にと
っても強材料となろう。
【相場予想レンジ】
 8月10〜14日のJPXゴムRSS3号1月限の中心レンジ予想は400〜440
円前後。テクニカルの支持線が410.1円(8月4日安値)、抵抗線は428.0円
(7月15日高値)。
<当面の予定(イベント・経済統計)>
10日 ゴム指定倉庫在庫(大阪取引所)
    ●南ア(振替休日)
    国際収支(経常収支) 2026年6月(財務省)
11日 ●山の日
    キャッシュレートターゲット公表(オーストラリア準備銀行)
    米中古住宅販売統計 2026年7月(全米不動産協会)
12日 独消費者物価指数 2026年7月確報(連邦統計庁)
    米消費者物価指数 2026年7月(労働省)
    米財政収支 2026年7月(財務省)
13日 企業物価指数 2026年7月(日本銀行)
    英国内総生産 速報値 2026年4-6月期(国立統計局)
    英貿易収支 2026年6月(国立統計局)
    英鉱工業生産指数 2026年6月(国立統計局)
    ユーロ圏鉱工業生産 2026年6月(EUROSTAT)
    米新規失業保険申請件数(労働省)
    米生産者物価指数 2026年7月(労働省)
14日 上海ゴム指定倉庫在庫(上海期貨交易所)
    ユーロ圏域内総生産 2026年4-6月期改定(EUROSTAT)
    ユーロ圏貿易収支 2026年6月(EUROSTAT)
    米小売売上高 2026年7月(商務省)
    米企業在庫 2026年6月(商務省)
    米消費者信頼感指数 2026年8月速報値(ミシガン大)
    建玉明細報告(CFTC)
    ※投資や売買は御自身の判断でお願いします。

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