ややドル買いに、中東リスクで原油高、米債利回り上昇 ドル円159円台前半=ロンドン為替概況 ロンドン市場は、ややドル買いの動きとなっている。ホルムズ海峡の開放をめぐって、イランと米国が双方に賠償を要求するなど、合意に向けた動きは見通せない。NY原油先物は82ドル付近から84ドル台へと一段高。インフレ警戒により米10年債利回りは4.70%台から4.73%付近へと上昇。いずれもドル買い圧力となっている。ただ、明日の米CPI発表を控えた慎重さもあって値幅は限定的となっている。ドル円は159円台前半、ユーロドルは1.15台前半、ポンドドルは1.35付近などのドル高水準で取引されている。ドル主導の展開となるなかで、ユーロ円は183円台後半、ポンド円は215円付近での揉み合いとなっている。アジア午後の豪中銀政策金利発表は予想通りの据え置きだった。当初は軽い豪ドル売りの動きがみられたが、豪中銀総裁がタカ派姿勢を堅持したことで買い戻された。 ドル円は159円台前半での取引。アジア午前に159.30付近から158.93付近まで下押しされる場面があったが、すぐに値を戻した。ロンドン時間に入ると原油高や米債利回りの上昇とともに159.39付近まで小幅に高値を更新した。ただ、明日の米CPI発表を控えて、上値追いも限定的になっている。 ユーロドルは1.15台前半での取引。アジア午前の1.1550付近を高値に、ロンドン時間には1.1531付近まで下押しされている。ユーロ円はアジア早朝から朝方に183.90付近から183.57付近まで軟化した。その後はレンジ内での揉み合いに終始しており、目立った方向性は示されていない。そのなかで、ユーロの上値は抑えられており、NY原油先物の上昇がインフレ警戒につながる面も指摘される。 ポンドドルは1.35付近での取引。ロンドン朝方の1.3516付近を高値に、ロンドン時間には1.3495付近まで軟化している。ポンド円はアジア午前の214.80付近を安値にロンドン序盤にかけて215.23付近まで買われる場面があった。しかし、買いも続かず215円ちょうど付近での揉み合いに落ち着いた。ユーロポンドは0.8540から0.8548までの狭いレンジ取引となっている。原油高などを受けてややポンド買いが先行も、足元では値を戻している。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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