[今日の視点]石油=急伸へ、米国の動きを確認すべき

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内市場は急伸へ。中心限月の2027年1月限で3500〜4500円高程度を想
定する。海外原油が続伸し、ニューヨーク原油は一時84.61ドルまで上昇したこと
が国内市場を大きく押し上げるだろう。円相場は1ドル=159円前半で、10日の大
引け水準と比較すると円安・ドル高推移。
 イランの最高国家安全保障会議の事務局長は、イスラマバード覚書を前提とする条件
を米国が受け入れない限り、ホルムズ海峡の封鎖を続ける方針を明らかにした。トラン
プ米大統領がイスラマバード覚書を前提として新たに提示された条件を受け入れるなら
協議が始まる可能性があるものの、米国が外交的な対話の糸口を探すのか、あるいはあ
らためて軍事的な行動を選択するのか不透明だ。イランやフーシ派は船舶を繰り返し攻
撃し、リビア最大級の製油所でも被害が発生している反面、米軍はほぼ応戦しておら
ず、なされるがままとなっている。
 トランプ米政権になすすべがないのか、一部でうわさされているような電撃作戦を控
えた静けさなのか不明である。ただ、ホルムズ海峡の封鎖で世界の石油在庫は減少を続
けているため、静観を続けるわけにはいかない。米軍の動きを注視する場面だろう。
 時間外取引でニューヨーク原油9月限は前日比0.34ドル高の83.54ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは83.35〜83.59ドル。
<今日の予定>
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 マネーストック 2026年7月(日本銀行)
◆ ドイツ ◆
【経済】15:00 消費者物価指数 2026年7月確報(連邦統計庁)
◆ イギリス ◆
【納会】--:-- ガスオイル 2026年8月限(ICE EUROPE)
◆ アメリカ ◆
【経済】20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】21:30 消費者物価指数 2026年7月(労働省)
【経済】8/13 03:00 財政収支 2026年7月(財務省)
【工業】23:30 週間石油統計(EIA)
【農産】8/13 01:00 世界穀物需給見通し(USDA)
【農産】8/13 01:00 農産物生産高(USDA)
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