海外サマリー(12日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2026/12 4,467.5   +26.4  シカゴ大豆  2026/11 1,168.75  -10.75
NY銀     2026/ 9 6,570.0   +76.5  シカゴコーン 2026/12   460.50   -1.25
NYプラ    2026/10 1,769.3   +14.4  NY原油   2026/ 9    83.27   +0.07
NYパラ    2026/ 9 1,373.90  +4.00 ドル・円                159.46   +0.17
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は159円台半ばで推移
 NY為替市場、ドルは下に往って来いの展開となり、ドル円も一旦158円台に下落
したものの、159円台半ばに反転し、介入後の高値水準に上昇した。
 この日発表の米消費者物価指数(CPI)が予想通りの内容となった。コア指数が落
ち着いた伸びとなり、FRBに対する利上げ圧力はさらに後退。コア指数が前月比0.
2%上昇。前年比で2.5%上昇と、2021年3月以来の低い伸びに並んだ。
 今回の結果は、イラン紛争に伴うエネルギー価格急騰の影響が7月も和らいだことを
示唆。足元では雇用の伸びも鈍化しており、FRBの9月FOMCで利上げの是非を判
断する際、インフレ抑制と雇用への下振れリスクを比較する余地が広がった。
 ただし、9月FOMCまでには雇用やインフレに関する追加の経済指標を確認できる
ほか、今月後半に開催されるジャクソンホール会議でのウォーシュ議長の発言にも注目
される。アナリストからは、今回の米CPIだけでは9月FOMCでの政策判断を決定
づけることにはならないとの見方が示されている。

◎NY貴金属=軒並み上昇、米CPIの小幅鈍化で
 ニューヨーク金は続伸、銀は反発。
 金12月限は続伸。時間外取引では、インフレヘッジの買いが入ったが、ドル安が一
服すると利食い売りが出た。欧州時間に入ると、押し目を買われた。日中取引では、米
消費者物価指数(CPI)の小幅鈍化を受けて買い優勢となったが、ドル安一服を受け
て上げ一服となった。
 銀9月限は米消費者物価指数(CPI)の小幅鈍化もドル安一服を受けて上げ一服と
なった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続伸、パラジウムは反発。
 プラチナ10月限は続伸。時間外取引では、金堅調を受けて買い優勢となったが、ド
ル安が一服すると上値を抑えられた。欧州時間に入ると、テクニカル要因の買いが入っ
て上値を伸ばした。日中取引では、米消費者物価指数(CPI)の小幅鈍化もドル安一
服を受けて上げ一服となった。
 パラジウム9月限は欧州時間にテクニカル要因の買いが入ったが、日中取引ではドル
安一服を受けて上げ一服となった。

◎LME=アルミ・銅は高騰後の転売を受けて軟調、ニッケルは反発
 アルミ3ヶ月は反落。前日に6月22日以来の高水準まで上昇した後で戦闘の終結に
向けた米国とイランの交渉の見通しには依然として不透明感が強いながら、この日、ニ
ューヨーク原油は一進一退の動きとなったことで転売の動きが広がった。3279.
50ドルで下げ渋り、10日の安値3273ドルを維持し、下げ幅を縮小したが、前日
の上げ幅以上の下落となり、軟調な引けとなった。
 銅3ヶ月は続落。1万4141ドルで続落して取引を開始。7月の米消費者物価指数
(CPI)の鈍化を受けて米利上げ観測が後退したものの、前日に1万4218ドルで
上げつかえ、今月7日の高値1万4229.50ドルを上抜くことができず、上値の重
さを示していたことで、利益確定の動きが広がった。1万4100ドルを割り込むと買
い戻されて、底固さを窺わせ、下げ幅を縮小して終えた。米株式市場でナスダック指数
が序盤から堅調に推移したことや、金、銀の堅調な値動きは支援材料。

◎NY原油=小幅続伸、ホルムズ海峡の封鎖長期化リスクで
 ニューヨーク原油の期近は小幅続伸。
 イランは米国が条件を受け入れるまでホルムズ海峡を開放しないと発表しており、米
国とイランの軍事衝突がいずれ再開する可能性が高いことが相場を支えた。最近の米国
はイランに対する軍事行動を控えているものの、11月の米中間選挙が迫っていること
から、トランプ米大統領が外交で時間を費やす猶予はあまりない。ただ、2月以降の軍
事行動で米国が成果をあげたのか不明。
 石油輸出国機構(OPEC)や国際エネルギー機関(IEA)が需要見通しを下方修
正したが、売り手掛かりとしての反応は限定的。イラン戦争が始まってから世界の石油
在庫は減少を続けており、供給不足は明らかだが、相場は需給バランスにあまり関心を
示していない。

◎シカゴ大豆・コーン=全面高、需給引き締まり予測や大口成約などで
 大豆は揃って反発。
 米農務省(USDA)月例需給報告では26/27年度の米大豆生産量予測は事前
予想に反して上方修正されたものの、需要の増加見通しが示され、期末在庫率に大きな
修正がなかったため反応は限られた。一方で、コーン、小麦が急騰したことに追随する
買いが見られたほか、中国向けの大口成約が発表されたことが好感され、買い優勢で運
ばれた。
 コーンは期近から高騰。
 コーン12月限は米農務省(USDA)発表の月例需給報告で、26/27年度の生
産量予測が予想外の上方修正となったにもかかわらず、期初在庫の引き下げ予測の下方
修正と輸出見通しの引き上げを受けて期末在庫率が引き下げられたことがサプライズと
なって急騰した。一気に20セント余り値位置を切り上げる高騰となり、7月29日以
来の水準に到達。推定出来高が80万枚を超える大商いとなるなか、転売が見られた
が、この日の高値に近い水準を維持し基調の強さを示した。
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