[今夜の視点]シカゴコーン=目先はどこまで騰勢が続くのかに注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引は軟調。12月限は470セント台後半まで軟化。
 前日は後述する米農務省(USDA)の月例需給報告が強気のサプライズとなり急伸
したが、アジアの時間帯は上げ一服で騰勢一服となっている。
 また、強気の需給報告に加えて、前日の当欄で指摘した「噂」とは真逆にウクライナ
がロシアの黒海沿岸の主要穀物積み出し港を攻撃して輸出がストップしたとの報道で小
麦が急伸したことも好感された。結局、11日の「噂」は小麦の買い場作っただけのよ
うに見えるのはうがった見方か。
 ともあれ、目先はどこまで騰勢が続くのか注目されるが、差し当たり、今夜は高水準
の週間輸出成約高で一段高となるのか否かに注目したい。
 また、来週は17〜20日にかけて実施される予定のプロファーマーズのクロップツ
アーに市場の焦点が移る。

 前日のシカゴは急反発。注目のUSDAの月例需給報告では、米国産の生産高が小幅
に上方修正されたものの、期初在庫が下方修正される一方、輸出が上方修正されたこと
で、期末在庫が1億3700万Buも下方修正されたことに支援された。世界期末在庫
も若干下方修正された。なお、欧州連合(EU)の生産高がさらに380万トン下方修
正、輸入が100万トン上方修正されたことも目立った。
 なお、ウクライナがロシアの黒海沿岸の主要穀物積み出し港(原油積み出し港でもあ
る)、ノボロシースク港をドローン攻撃して、穀物の輸出がストップしたとの報道で小
麦が急伸したことも支援材料となった。11日はまったく逆にロシアとウクライナがト
ルコで黒海経由の穀物輸出を安全に行う回廊を作ることで協議するのではという「噂」
で崩れていただけに反動高が大きくなった。

 12月限は481.50セントまで急伸した後、引けも480.75セントとあまり
下げずに480セント台を維持した。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 18:00 鉱工業生産 2026年6月(EUROSTAT)
◆ イギリス ◆
【経済】 15:00 国内総生産 速報値 2026年4-6月期(国立統計局)
【経済】 15:00 貿易収支 2026年6月(国立統計局)
【経済】 15:00 鉱工業生産指数 2026年6月(国立統計局)
【経済】 15:00 製造業生産指数 2026年6月(国立統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】 21:30 生産者物価指数 2026年7月(労働省)
【農産】 21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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