8月24日に米国が新たな対イラン二次制裁を発表して以降、原油相場は軟化してい る。事前にトランプ米大統領は極めて強力な内容になることを示唆していたが、実際に はサプライズ感が乏しい内容に留まった。仮にイランと米国との間の原油取引を金融面 から抑制する動きが見られれば、原油相場は急伸していた可能性もあったが、実際には 大きな影響は想定しづらい内容に留まった。 一方、イランとオマーンはホルムズ海峡の船舶通航を再開するための枠組みで合意し た。直ちにホルムズ海峡が解放される訳ではないが、航路や機雷除去をテーマ化し、両 国で詰めの協議を進めることになる。現状では、一時的に通航する航路を設定する方向 で動いており、これが実現すると湾岸諸国からの原油供給圧力が強まりやすくなる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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