NY原油市況=続落、ホルムズ海峡の開放期待が高まった後しぼむ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/10     81.11       83.31       79.62       82.23        - 0.13
  2026/11     79.71       81.91       78.55       80.85        - 0.03
  2026/12     78.11       80.20       77.18       79.27        + 0.12
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              727,006             1,866,941    ( - 3,678)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/09     426.00    + 1.62
                            2026/10     414.53    + 0.44
         改質ガソリン       2026/09     332.01    + 6.72
                            2026/10     296.06    + 3.09
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は小幅続落。期近2限月の前日比は0.13〜0.03ドル
安。その他の限月は0.19ドル安〜0.14ドル高。
 ホルムズ海峡の開放に向けて協議が前進したとの観測や、ロシアのRIAノーボスチ
が米国とイランが停戦合意に達したと報道したことが重しとなった。オマーンとイラン
がホルムズ海峡の航行再開へ枠組み合意したことも圧迫要因。
 ただ、オマーンのバドル外相は、「ホルムズ海峡の暫定的な回廊と安全な航行を回復
するための具体的な取り決めを間もなく発表できると期待している」、「ホルムズ海峡
の今後の管理と恒久的な解決策は、イスラマバード覚書の第5条に従って、適切な時期
に実施されるだろう」と述べ、ホルムズ海峡の航行は覚書合意が前提となるとの認識を
示した。イラン革命防衛隊(IRGC)の報道官は、米国がイランの要求を受け入れい
ないならホルムズ海峡は開放されないと発表し、開放期待は後退している。イランはイ
スラマバード覚書の履行を米国に要求しているが、トランプ米政権は反応を示していな
い。
 米エネルギー情報局(EIA)の週報で製油所稼働率が97.4%まで上昇し、今年
最高水準を更新したことは買い手がり。4週間移動平均で、石油製品輸出は日量
815万4000バレルまで減少したが、過去最高水準付近で推移しているほか、米国
内の石油製品需要は日量2052万3000バレルと底堅い。
 時間外取引で10月限は79.62ドルまで下落。ただ、通常取引開始後は買い戻し
が優勢となり、一時83.31ドルまで強含んだが、プラス圏は維持できずマイナス転
換して引けた。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近2限月は反発。買い戻しが優勢となった。
米EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)
原油 +9.5万(4億2891万)
ガソリン -253.6万(2億0684万)
留出油  -222.8万(1億0339万)
(クッシング地区)
原油 +117.6万(2243万)
*()は在庫総量
今日の材料
・サウジはペルシャ湾からの石油積み込みを拡大=報道
・ロシアとイランは来週にも250億ドルの核開発合意に署名へ
・イランとオマーンがホルムズ海峡の収益分配について合意=イラン革命防衛隊
・米原油在庫の市場予想は前週比190万バレル増
・米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比420万バレル増
・ガソリン在庫は前週比320万バレル減
・留出油在庫は同50万バレル減
・オクラホマ州クッシングの原油在庫は前週比100万バレル増
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