金相場は、7月PCEデフレーターを受けて売り優勢の展開になった。コアは前年同 月比で3.3%上昇であり、前月から変動はなかった。インフレ圧力が一服している が、ディスインフレの明確な進展は確認できない状況にある。米連邦準備制度理事会 (FRB)のインフレ目標の1.8倍とあって、利上げが正当化される余地がある一 方、利上げを急ぐ必要がない環境とも言える。やや米金利上昇・ドル高圧力が優勢にな ったが、米金融政策見通しに大きな修正を迫るような数値にはなっていない。次はジャ クソンホール会議でウォーシュFRB議長が何を語るのか、米金利・ドルがどのような 反応を見せるのかが焦点になる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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