貴金属は、総じて下落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優 勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調と なろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は122.69ドル 安の4664.95ドル、銀が274せント安の6643セント、プラチナが 37.65ドル安の1827.55ドル、パラジウムは57.07ドル高の 1429.94ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=160.13/15円で、前営業日の 大引け時点から0.69円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が2万3725円前後、銀は350.0円前後、プラチナ は9285円前後、パラジウムは6900円前後。 【NY金は米FRB議長の利上げ示唆が圧迫】 金は前週末の海外市場では、ウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長が利上げを 示唆したことを受けて売り優勢となった。 金はウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長が利上げを示唆したことが圧迫要因 になった。米FRB議長はジャクソンホール会議の講演で、基調的なインフレ率が目標 の2%に向かって鈍化しているとの確信が得られなければ、米FRBには「やるべき仕 事がある」と述べ、物価上昇圧力の抑制に向けて追加利上げが必要となる可能性を明確 に示唆した。一方、米労働省は3月までの1年間に米経済が生み出した雇用が、従来推 計を7万9000人下回った公算が大きいと発表した。今週は8月の米雇用統計の発表 がある。 イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師は、イスラム諸国、特に湾岸諸国に対し、 「真の敵」に団結して対抗するよう呼びかけ、イスラム教徒間の分断は敵対勢力を利す ると指摘した。一方、米軍は30日、ホルムズ海峡に近いイラン南部のララク島にある ミサイル発射施設を攻撃した。米政府当局者の話として、イラン側が「機雷を搭載した ロケット弾をホルムズ海峡に向けて発射する準備をしているのが確認された」としてい る。米軍によるイランへの攻撃は7月下旬以来とみられる。今週は米政権がイランと取 引する国に対する制裁を発動するかどうかを確認したい。 銀は前週末の海外市場では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。 【NYプラチナはドル高や金軟調が圧迫】 プラチナは前週末の海外市場では、ドル高や金軟調を受けて戻りを売られた。 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。ウォーシュ米連邦準備理事会(FR B)議長が利上げを示唆した。一方、中国の習国家主席の訪米を控え、米政権がイラン と取引する国に対する制裁を発動するかどうかを確認したい。中国の最大手メモリー半 導体メーカーCXMTは、中国軍を支援する企業として米国防総省のリストに掲載され たことを不服として、ワシントンの連邦地裁に提訴した。 <今日の予定> ●英国(サマー・バンク・ホリデー) ・鉱工業生産指数 2026年7月速報(経済産業省) ・小売業販売額 2026年7月速報(経済産業省) ・中国製造業購買担当者景況指数 2026年8月(中国物流購買連合会) ・中国非製造業購買担当者景況指数 2026年8月(中国物流購買連合会) ・独消費者物価指数 2026年8月速報(連邦統計庁) MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。