ドル高やや優勢も、落ち着いた値動き=東京為替概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
ドル高やや優勢も、落ち着いた値動き=東京為替概況
   
 ドル円は159円台後半での推移が続いた。午前中は日本の長期金利の上昇傾向や、ベッセント米財務長官による日銀の利上げを示唆するような姿勢などが意識され、やや円買いが先行。一時159.65円まで下押しする動きが見られたが、売りは続かなかった。その後は米長期金利の上昇を背景に押し目買いが優勢となり、159.90円台まで上値を伸ばした。もっとも160.00円の大台には届いておらず、ある程度落ち着いた値動きとなっている。
 なお、日本の10年物国債利回りは節目の3%台に乗せ、1996年以来の高水準を記録した。ただ、同時に米債利回りも上昇したことで日米金利差の縮小が意識されにくく、ドル円における円買いは限定的だった。
  
 ユーロドルは、米債利回りの上昇を受けたドル高がやや優勢となり、午前の1.1625ドルから午後には1.1601ドルまで軟化した。ただ、こちらも1.1600ドルの節目は割り込んでおらず、下値では落ち着いた動きを見せている。
  
 ユーロ円は対ドルでのユーロ売りに波及する形でやや上値が重く、午前中の185.60円台から昼前には一時185.40円台まで下押しした。その後はドル円の上昇が支えとなり、午後にかけて185.60円台を回復している。
  
 ポンドドルも同様にドル高が優勢となり、午前の1.3559ドルから1.3535ドルへと下値を切り下げた。
  
 一方、ポンド円はおおむね216.50円を挟んでの推移。昼前にはポンドドルの下落に連れ安して216.30円台を付ける場面もあったが、その後はドル円の上昇に連れ高となり、午後には一時216.60円台まで切り返している。
   
MINKABUPRESS 山岡

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