[今夜の視点]シカゴ大豆=ティーン乗せも高値波乱含み

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は反落。前日の急伸に対する利食い売りで大きく崩れており、
11月限は13ドルとび台前半まで軟化している。チャート上は引けで13ドル台を維
持できるか否かが注目されそうだ。
 大豆は後述するように、米国産の作柄が悪化するなか、31日の米国環境保護庁
(EPA)の小規模製油所免除(SRE)の発表が逆に支援材料となったが、目先は買
われ過ぎ感も台頭している。後述するように圧砕高も好調なため、下支え要因にはなり
そうだが、値動きが激しくなっているため、予想以上の乱高下も十分にあり得るだろ
う。
 前日のシカゴは期近の主要限月が大幅続伸。31日の引け後に発表された米国産の作
柄が悪化していたことに加えて、同じく31日に発表されたEPAのSREに関して、
EPAが2026年および2027年の義務履行年度において免除された実際の量と推
定量の差に相当する量のバイオ燃料を、大手製油所に生産させるよう義務付ける案を
10月末までに提示すると発表したことに支援された。これでSREでの需要減少分は
全量カバーされることになる。さらに原油高もセンチメントを強くした。
 また、この日午後に発表された7月の月間大豆圧砕高も2億2190万Buと、事前
予想を上回り、前月比1.89%増、前年同月比8.16%増となった。

 11月限は1320.50セントまで一代高値をさらに更新して、13ドル台に乗せ
た。引けもあまり下げずに1317.75セントだった。
 大豆市場で、13ドル台に乗せることを「ティーン乗せ(英語で13以上にティーン
がつくため)」と呼ぶが、期近9月限も13ドル台に乗せており、期近ベースで
2024年1月以来の「ティーン乗せ」となった。

<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【経済】 20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】 21:15 雇用統計 2026年8月(ADP)
【経済】 23:00 耐久財受注 2026年7月確報値(商務省)
【経済】 23:00 製造業新規受注 2026年7月(商務省)
【経済】 9/3 03:00 地区連銀経済報告・ベージュブック(FRB)
【工業】 23:30 週間石油統計(EIA)
◆ カナダ ◆
【経済】 22:45 政策金利発表(カナダ銀行)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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