NY原油市況=続伸、米軍は応戦見送りもイランは攻撃継続

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/10     90.70       93.14       89.57       91.30        + 0.29
  2026/11     87.89       89.46       86.80       88.03        - 0.25
  2026/12     84.98       85.60       83.80       84.79        - 0.46
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              855,172             1,878,212    ( - 2,768)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/10     459.36    - 8.86
                            2026/11     442.50    - 7.01
         改質ガソリン       2026/10     313.49    + 3.11
                            2026/11     295.89    + 2.07
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は続伸。期近2限月の前日比は0.53〜0.79ドル高。
その他の限月は0.52ドル安〜0.28ドル高。
 イランがクウェートのアハマド・アル=ジャベル空軍基地や、アラブ首長国連邦(U
AE)のアル・ミンハド空軍基地など米軍の拠点をドローンやミサイルで再び攻撃した
ことが相場を押し上げた。米軍が応戦しなかったことは上値を圧迫したものの、イラン
は米国が少なくともイスラマバード覚書を受け入れるまで衝突を続ける構え。
 レバノン南部のアリ・アル・タヘル丘陵にイスラエルが攻撃すれば、イランは強力に
対抗すると警告するなか、イスラエル国防軍(IDF)がこの丘陵の地上及び地下の制
圧を完了したと発表したことは懸念要因。イランがイスラエル攻撃を開始する可能性が
高まっている。この丘陵の地下施設はイスラム組織ヒズボラの拠点となっているほか、
イラン革命防衛隊(IRGC)の将校もいるもよう。イランが攻撃を仕掛けた場合、イ
スラエルのカッツ国防相はイランの軍事施設やエネルギー施設を含む民間のインフラを
無力化すると警告している。
 インドのほか、買い付けを手控えていた中国の石油企業が中東産原油を積極的に購入
しているとの観測は支援要因。UAEのマーバン原油は1バレル=106ドル付近と、
今年の最高水準で推移。イラン戦争が激化していた時期よりも相場が高騰している。
 時間外取引で10月限は93.14ドルまで上昇し、今週の高値を更新。ただ、その
後は上げが一服し、通常取引開始後の上値は重かった。90.86ドルまでマイナス転
換する場面もあった。
 改質ガソリンの期近は反発。ヒーティングオイルの期近は下落した。上値追いとなっ
ていたヒーティングオイルは利益確定の売りに押された。
今日の材料
・米中間選挙後、米政権はイランに対する全面戦争再開を計画=ロイター通信
・全米のディーゼル燃料価格の平均値が1ガロン5.82ドルまで上昇し、過去最高水
準を更新=米ガス・バディ
・オマーンはホルムズ海峡の通行料徴収を拒否=NYポスト
・米大統領、イラン戦争の終結宣言を検討=米WSJ
・イランがシリク島からミサイルを発射、ホルムズ海峡の船舶を攻撃=報道
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