前週は米軍のイランに対する攻撃をきっかけに軍事的な緊張感が高まり、90ドル水 準まで切り返した。80ドル台前半で方向性を欠いていたが、8月31日に米軍がイラ ンを攻撃し、イランが報復攻撃を行っている。先行き不透明感が高まる中、期近限月主 導で上昇した。ただし、トランプ米大統領が戦闘の長期化に否定的な見通しを示すと、 上げ一服となった。週後半は大規模な軍事衝突の報告もなく、上げ一服感が強まった。 ただし、大きく戻りを売り込むような動きまではみられなかった。 今週も中東情勢次第だが、徐々に上値の重さを再確認する可能性が高い。米国とイラ ンの軍事衝突が報告されると上値を切り上げる可能性もあるが、大規模かつ長期にわた る戦闘状態に発展しないのであれば、一時的な上昇にとどまりやすい。戦闘が報告され ない状態が続くと、徐々に利食い売り優勢の地合に移行しよう。10日に石油輸出国機 構(OPEC)、11日に国際エネルギー機関(IEA)の月報が発表されることがイ ベントリスクになる。 予想レンジは85.00〜95.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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