NY原油市況=続伸、サウジとフーシ派の軍事衝突が拡大

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/10     92.26       94.73       90.87       93.03        + 1.55
  2026/11     89.14       91.44       88.18       90.19        + 1.62
  2026/12     85.85       87.95       85.28       87.14        + 1.68
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              697,618             1,877,943    ( - 4,970)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/10     456.78    + 2.76
                            2026/11     441.95    + 3.58
         改質ガソリン       2026/10     325.25    + 3.79
                            2026/11     306.53    + 5.18
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は続伸。期近2限月の前日比は1.55〜1.62ドル高。
その他の限月は0.41〜1.68ドル高。
 世界最大級の産油国であるサウジアラビアとイエメンのフーシ派の軍事衝突が拡大し
ていることが買い手掛かり。フーシ派はサウジ南部のジザン製油所を繰り返し攻撃して
いる。サウジ南部のナジュラーンやアブハでも爆発音がった。今のところサウジの東西
パイプラインは狙われていないが、警戒感は高まっている。サウジはテロリストに対し
て「王国の主権の防衛、国家資産の保全、市民および居住者の安全のために必要なすべ
ての作戦措置を講じる」と発表している。
 8月の中国貿易統計で、原油輸入量の回復が続いたことも支援要因。イラン戦争が始
まった後、豊富な備蓄もあって中国は高値での石油購入を極力控え、輸入量は減少傾向
にあったが、7月、8月と輸入量が上向いている。8日の上海市場で原油先物価格は
1バレル=108.04ドル(725元)まで上昇し、指標原油に対するプレミアムが
拡大している。
 タンカー攻撃を続けるイランに対し、米軍もイランのタンカーに報復攻撃を実施し
た。イランは反撃を準備しており、タスニム通信によると、イラン革命防衛隊(IRG
C)はクウェートやバーレーン付近のすべてのタンカーに即時退避を勧告した。
 米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道によるとイランが7日に米戦
艦に対して秘密裏に第二波の攻撃を実施したこともリスクプレミアムの拡大を後押しし
た。ただ、米戦艦は被弾していないという。
 時間外取引で10月限は94.73ドルまで上昇した後に上げ幅を縮小。通常取引開
始後は一時91.82ドルまで押し戻された。ただ、引けにかけては買いが持ち直し
た。
 改質ガソリンの期近は続伸。ヒーティングオイルの期近は反発した。原油高に連動し
た。
今日の材料
・米国、中東全域からの米軍撤退を検討=米CNN
・イラン、米軍の無人潜水艇を鹵獲
・米SPRは前週比120万バレル減
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