株価指数先物【引け後】 売り一巡後は-2σ水準での攻防

配信元:株探
著者:Kabutan
大阪12月限
日経225先物 63960 -1130 (-1.73%)
TOPIX先物 4007.5 -24.0 (-0.59%)
※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示

 日経225先物(12月限)は前日比1130円安の6万3960円で取引を終了。寄り付きは6万3720円とシカゴ日経平均先物の清算値(6万3860円)を下回る形で売り先行で始まった。9月限の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)に絡んだ売りの影響もあって下へのバイアスが強まり、現物の寄り付き時には6万2880円まで下落幅を広げた。売り一巡後は6万3000円~6万3500円辺りで保ち合いを継続。後場中盤にレンジを上抜け、引けにかけて下落幅を縮め、本日の高値で取引を終えている。

 中東情勢を巡る緊張が一段と高まるなかで、原油高や金利上昇が重荷になった。また、メジャーSQに絡んだ商いは日経平均型で1銘柄当たり3万株超の売り越しとみられ、この影響による日経平均株価の下げがショートに向かわせた。ただ、SQ値は6万3039.49円だった。SQ値を割り込まなかったことで、売り一巡後は短期のショートカバーを誘う形になっており、若干ながら自律反発狙いのロングも入ったのだろう。

 もっとも、朝方にショートが集中したことによる持ち高調整のカバーが中心だったとみられ、来週に日米金融イベントを控えて、現時点では概ねニュートラルのポジションと考えられる。朝方にボリンジャーバンドの-2σ(6万3450円)を割り込んだが、売り一巡後は同バンドの水準での攻防を経て、後場中盤に突破してきた。バンドは下向きで推移しているが、ひとまず-2σと-1σ(6万4750円)によるレンジが意識されそうだ。

 週足では-1σ(6万4070円)を終値で突破することはできなかった。下向きで推移する-1σに沿ったトレンドになりそうであり、-2σ(6万1530円)と13週移動平均線(6万6610円)とのゾーンになろう。

 NT倍率は、先物中心限月で15.96倍(10日は16.11倍)に低下した。25日線(16.11倍)を下抜く形で始まり、一時15.82倍と-1σ(15.90倍)を下回る場面もみられた。終盤にかけてのリバランスにより同バンドを上回って終えたが、指数インパクトの大きいアドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]などの下げ止まりを見極めることになりそうだ。

 手口面(12月限:立会内)では、日経225先物はソシエテジェネラル証券が1万2134枚、ABNクリアリン証券が1万1371枚、バークレイズ証券が5870枚、モルガンMUFG証券が2919枚、野村証券が2064枚、サスケハナ・ホンコンが1967枚、ゴールドマン証券が1859枚、JPモルガン証券が1850枚、ビーオブエー証券が1604枚、BNPパリバ証券が1356枚だった。

 TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が1万9951枚、ABNクリアリン証券が1万5848枚、バークレイズ証券が1万5054枚、JPモルガン証券が5881枚、モルガンMUFG証券が4433枚、BNPパリバ証券が2569枚、ゴールドマン証券が2452枚、野村証券が2194枚、サスケハナ・ホンコンが2001枚、UBS証券が1618枚だった。

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