シカゴ大豆市況=大幅反落、米生産見通しの上方修正が重石に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2026/09   1,296.00    1,296.00    1,296.00    1,280.25     -35.75
   2026/11   1,330.00    1,335.25    1,293.00    1,296.50     -35.75
   2027/01   1,345.00    1,350.25    1,308.25    1,312.00     -35.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       429,554         290,205       1,093,129 (+  5,827)

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
=======================================
     米国産大豆(9月11日発表)     単位:百万Bu
     ─────────────────────────────
                              2026/27年度             2025/26年度
         発表日             9/11      8/12          9/12      8/12
     ─────────────────────────────
     作付面積         86.9      86.8          81.2      81.2
     収穫面積         85.9      85.8          80.4      80.4
     単  収         52.8      52.7          53.0      53.0
     期初在庫          325       325           325       325
     生  産        4,535     4,519         4,262     4,262
     輸  入           25        25            25        25
     供給合計        4,885     4,869         4,612     4,612
     圧  砕        2,780     2,780         2,655     2,655
     輸  出        1,685     1,660         1,520     1,520
     種  用           73        73            75        75
     その他            38        37            37        37
     需要合計        4,575     4,549         4,287     4,287
     期末在庫          310       320           325       325
     農家平均価格      1,200     1,140         1,050     1,040
     在庫/消費率        6.8       7.0           7.6       7.6
     ───────────────────────────────

 注)作付面積=百万エーカー、収穫面積=百万エーカー、単収=Bu/エーカー、
   農家平均価格=セント、在庫/消費率は%
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(9月4日までの週)
 大 豆:594万7300トン(前週:185万4200トン)
 大豆粕: 32万7100トン(前週: 73万1300トン)
 大豆油:     100トン(前週:     5300トン)
(大豆の成約高には前年度からの繰り越し67万2700トンを含む)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
*米気象庁発表の6−10日予報(9月17日〜9月21日)
 コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 大豆は大幅反落。終値の前営業日比は35.75〜21.25セント安。中心限月の
11月限は35.75セント安の1296.50セント。
 米農務省(USDA)が月例需給報告で26/27年度米大豆生産量予測を引き上げ
たことが弱材料となった。前日に一代の高値を更新する大幅高となった後の反動から下
げ幅が大きくなった。
 11月限は1333セントで取引を開始。アジアの時間帯序盤に1335.25セン
トの高値を付けた後に値位置を落としながらも1318セントを下値支持線としてもち
あった。米国の時間帯を迎えると軟化傾向を強めた。USDA月例需給報告を受けて
浮上する場面も見られたがすぐに売り直され、終盤には1293セントの安値を記録。
安値で買い戻されたものの、低迷したまま引けを迎えた。
 米農務省(USDA)は月例需給報告で26/27年度の大豆生産量予測を前月の
45億1900万Buから45億3500万Buに引き上げた。一方で輸出用需要予測
を前月時点の予測から2500万Bu引き上げた16億8500万Buとした。これを
受けて期末在庫量予想は前月から1000万Bu下回る3億1000万Buへ、期末在
庫率予測は前月の7%から6.8%に下方修正された。
 一方、世界の主要生産国の26/27年度の生産見通しは、ブラジル、アルゼンチン
は前月と同量の1億8600万トン、5000万トンとされた。
 米農務省USDA発表の9月4日までの週の大豆週間純輸出成約高は594万
7300トンで前週の185万4200トンを大幅に上回った。
 今年度の累計は4167万9200トンで前年の5087万3000トンを約18%
下回った。

*米国産地の天気概況は以下の通り(民間発表の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは、穏やかななか降雨の発生は無く、夏穀物の成熟および収穫が促さ
れている。ミネソタ州およびその周辺地域では寒冷前線の接近に伴い11日遅くから荒
天となる可能性が高まっている。
 米北部では2つの寒冷前線が通過中で、この影響でアイオワ州、ミネソタ州及びウィ
スコンシン州を含む中西部北部では25〜75ミリの雨量を伴う降雨が発生する見込
み。
 6〜10日間予報に関しては、9月16〜20日にかけて中西部北部では気温は平年
以下となるだろう。一方の雨量は全国的に平年並〜平年を上回る見込み。

*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。

 プレーンズではモンタナ州北部で冷雨となっている。一方、プレーンズ南部では局地
的ながら慈雨となっていた雨は止んでいる。その他の地域では降雨が無いなか、気温が
平年を上回る程度まで上昇し、冬小麦の作付前の作業を含んだ農作業が進行。

 大豆製品は、大豆油は原油、大豆が共に軟調となったことが重石となり売り優勢で運
ばれた。大豆粕も大豆に追随安となった。
 大豆粕12月限は前日比4.10ドル安の352.80ドル。
今日の材料
・コーンベルトでは穏やかななか降雨の発生は無く、夏穀物の成熟および収穫が
 促される。
・アイオワ州、ミネソタ州及びウィスコンシン州を含む中西部北部では25〜75ミリ
 の雨量を伴う降雨が発生する見込み。
・9月16〜20日にかけて中西部北部では気温は平年以下に。
・USDA月例需給で26/27年度の米大豆生産量予測は前月の44億7500万
 Buから45億1900万Buに引き上げられる。
・USDA月例需給報告で26/27年度の米期末在庫率予測は前月の6.9%から
 7%に上方修正。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。