[今日の視点]貴金属=続落、現物安や円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、続落して寄り付く見通し。金はドル建て現物相場の下落や円高を受けて売
り優勢となろう。銀は小動きとなろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニュ
ーヨーク安と円高を受けて軟調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は10.48ドル安
の4339.90ドル、銀が4せント高の6387セント、プラチナが16.60ドル
安の1783.60ドル、パラジウムは13.31ドル安の1286.69ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=153.66/68円で、前営業日の
大引け時点から0.45円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が2万2050円前後、銀は322.1円前後、プラチナ
は8690円前後、パラジウムは6400円前後。
【NY金は買い戻されて下げ一服】
 金は前週末の海外市場では、米消費者物価指数(CPI)の前月比での伸び加速が圧
迫要因になったが、ドル高一服を受けて買い戻し主導で上昇した。
 金はドル高一服を受けて買い戻し主導で上昇した。8月の米消費者物価指数(CP
I)は前年比3.4%上昇と前月から伸びは横ばいとなった。物価の「瞬間風速」を示
す前月比は0.4%上昇と前月の0.1%から伸びが加速した。米連邦準備理事会(F
RB)の利上げ観測が強いが、ドル高が一服し、金に買い戻しが入った。
 イラン外務省のバガイ報道官は、湾岸諸国との会議を14日にオマーンで開催すると
明らかにした。ただ週明けは湾岸諸国が拒否したことが伝えられた。イランはオマーン
とホルムズ海峡の協議を継続するとしている。一方、イエメンの親イラン武装組織フー
シ派は、バベルマンデブ海峡の戦略的要衝ペリム島に到達した。紅海封鎖が続くかどう
かも当面の焦点である。
 銀は前週末の海外市場では、ドル高一服や金の下げ一服が下支えになった。
【NYプラチナはドル高一服も戻りは売られる】
 プラチナは前週末の海外市場では、ドル高一服や金の下げ一服が下支えとなったが、
戻りは売られた。
 プラチナは戻りを売られた。ドル高が一服したが、米連邦準備理事会(FRB)の利
上げ観測が強く、戻りを売られた。一方、イランと湾岸諸国の会議が延期され、週明け
の原油高も下げ要因になった。
<今日の予定>
・加消費者物価指数 2026年8月(カナダ統計局)
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