海外サマリー(14日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2026/12 4,351.9  - 57.0  シカゴ大豆  2026/11 1,304.25   +7.75
NY銀     2026/12 6,413.8  -105.0  シカゴコーン 2026/12   533.25   +3.00
NYプラ    2026/10 1,779.8  - 17.8  NY原油   2026/10   101.39   +1.34
NYパラ    2026/12 1,307.70 -16.20  ドル・円               154.38   +0.77
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は一時155円まで上昇
 NY為替市場、ドル高が強まる中、ドル円は序盤に一時155円ちょうどま
で上昇。米10年債利回りが5%台まで一時上昇したことでドル円も買い戻しが強まっ
た。しかし、その後は米10年債利回りが戻したことから、ドル円も一時154円付近
まで伸び悩む展開。
 今週の日米金融政策会合を控える中、FRBの利上げ観測や中東情勢の緊迫化を背景
とした原油高がドルを支え、これまで急速に進んだ円高に一旦巻き戻しが出ている。先
週の米インフレ指標を受けて短期金融市場では、今週のFOMCの利上げ確率を90%
程度まで織り込み、ほぼ確実視している状況。
 一方、円はこれまで、日本政府による過去最大規模の円買い介入や、ベッセント米財
務長官による円安への異例の踏み込んだ姿勢を背景に急上昇してきた。投機筋のポジシ
ョンにも大きな変化が見られ、CFTCが金曜日に発表したIMM投機筋の建玉では円
が買い越しに転じている。

◎NY貴金属=軒並み下落、米利上げ観測や原油高で
 ニューヨーク金、銀は反落。
 金12月限は反落。時間外取引では、押し目を買われる場面も見られたが、米連邦準
備理事会(FRB)の利上げ観測や原油高を受けて戻りを売られた。欧州時間に入る
と、下げ幅を拡大した。日中取引では、原油高や米10年債利回りの5%突破などが圧
迫要因になったが、ドル高一服を受けて下げ一服となった。
 銀12月限はドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続落、パラジウムは反落。
 プラチナ10月限は続落。時間外取引では、押し目を買われたが、原油高や金の上げ
一服を受けて戻りを売られた。欧州時間に入ると、下げ幅を拡大した。日中取引では、
米国債の利回り上昇や金軟調が圧迫要因になったが、ドル高一服を受けて下げ一服とな
った。
 パラジウム12月限はドル高や他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となった。

◎LME=全面安、AI開発見通し不透明感や世界的な株安で売り優勢に
 アルミ3カ月は続落。3262.50ドルで反発して取引を開始し、3266.50
ドルまで小高くなる場面があった。しかしAI開発の見通しの不透明感が強まるなかA
I関連株が売られたうえ、世界的な株安となったことが重石となり、売り優勢で運ばれ
た。一時8月28日以来の安値となる3227ドルを付けたところで買い戻され、32
40ドル台まで値を戻して終了した。中東情勢不安を受けたアルミ供給引き締まり懸念
から現物相場の上昇が下支え要因になった。
 銅3カ月は大幅反落。1万4209.50ドルで取引を開始した後、1万4238.
50ドルの高値まで浮上する場面も見られたが、アジアに続いて欧州、米国と株式市場
が軟調となったことが重石となった。特に米アンソロピックのダリオ・アモデイ最高経
営責任者(CEO)による協調してのAI開発ペースの減速呼びかけを受けて、今後の
AI開発の見通し不透明感が強まり、AI関連株が軟調となったことが重石となった。
一時は8月20日以来の安値となる1万3958ドルまで値を落とした後に買い戻され
て1万4000ドル台を回復したが、終値ベースで230ドル超の下げ幅を記録する大
幅安となった。

◎NY原油=反発、サウジの東西パイプラインが停止
 ニューヨーク原油の期近は反発。
 サウジアラビアの輸出の要である東西パイプラインが攻撃を受け、停止したことが買
い手掛かり。東西パイプラインの西端である輸出港ヤンブーには輸出向けの原油在庫が
約1週間分しかなく、ヤンブーからの輸出はまもなく停止する見通し。日量700万バ
レルの輸送能力がある東西パイプラインの復旧には1カ月程度が必要との見方が多い。
ただ、イエメンのフーシ派(アンサールアッラー)など親イランのイスラム教組織がサ
ウジ攻撃を続ける可能性があり、東西パイプラインの再稼働は不透明。紅海やバブ・エ
ル・マンデブ海峡の沿岸部を中心に支配地域を拡大させているフーシ派は、イエメン第
2の都市であるアデンへ進軍するとの観測もある。港湾都市アデンはイエメン暫定政府
の首都。

◎シカゴ大豆・コーン=反発、原油高で大豆油・エタノール需要の増加観測で
 大豆は反発。
 中東情勢不安を受けて原油が上昇するなか、バイオ燃料としての大豆油需要増加観測
が強まり買い優勢となった。また、前週末に大きく値を落とした後で売り警戒から買い
戻す動きが広がったことも価格を押し上げる一因となった。
 コーンは総じて反発。
 米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高は前週を下回ったものの150万トン台
と高水準を維持したことが好感された。また、中東情勢不安を受けて原油価格が高騰し
ていることで、エタノール需要の増加期待が高まったことも買いを支援した。

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