NY原油市況=反落、サウジは供給回復へ奔走

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/10     105.48       105.63      100.97     102.43       - 3.40
  2026/11     100.46       100.61      96.06      97.51        - 3.24
  2026/12     95.27       95.39       91.55       92.79        - 2.72
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              1,195,292             1,913,688    ( - 3,194)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/10     524.65    - 1.55
                            2026/11     500.03    - 0.97
         改質ガソリン       2026/10     348.50    + 1.98
                            2026/11     323.32    - 1.32
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は反落。期近2限月の前日比は3.40〜3.24ドル安。
その他の限月は2.72〜0.04ドル安。
 サウジアラビアの輸出の要である東西パイプラインが攻撃を受けて停止したが、サウ
ジがオマーン沖での受け渡しを増やそうとしていると報道されたことが供給ひっ迫懸念
を緩和した。ロイター通信の報道によると、サウジは瀬取りでアジア向けの供給を増や
そうとしているもよう。また、サウジが東西パイプラインを数日以内に一部復旧させ、
50%程度の輸送能力を回復させる計画であると伝わったことも重し。ブルームバーグ
が報道している。
 イエメンのフーシ派が紅海の輸出港ヤンブーにあるサウジアラムコの施設にミサイル
やドローンを発射したと発表したことは懸念要因。フーシ派によると、火災も発生し、
広範な破壊を引き起こしたという。東西パイプラインの復旧作業が順調に進むのか不透
明。
 今週、イスラエルの戦闘機がイランの領空を複数回に渡って侵犯したと報道されてい
る。攻撃は行われなかったが、イスラエル軍はイランの対空防衛システムの反応を確認
した可能性がある。米アクシオスの報道によると、米中央軍のブラッド・クーパー司令
官が主催した会合が先週ドイツで開催され、イスラエル、米国、サウジアラビア、アラ
ブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、クウェート、カタール、ヨルダン、エジプトの
当局者が出席した。
 時間外取引で10月限は下落。通常取引開始後は100.97ドルまで下げ幅を拡大
した。
 改質ガソリンの当限は続伸。ヒーティングオイルの期近は反落したが、ディーゼル燃
料を含む留出油の供給ひっ迫感は強い。
米EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)
原油 -64万(4億2343万)
ガソリン +79.4万(2億0773万)
留出油  +158.5万(1億0786万)
(クッシング地区)
原油 -34.2万(2148万)
*()は在庫総量
今日の材料
・イランがホルムズ海峡で米兵が搭乗する石油タンカーを攻撃=米FOXニュース
・米石油協会(API)が発表した米原油在庫は前週比714万バレル増
・米原油在庫の市場予想は前週比180万バレル減
・米当局者とフーシ派が会談=ロイター通信
・フーシ派、サウジのF15SA戦闘機を撃墜
・フランスで漁業関係者が燃料価格上昇に抗議、治安部隊と衝突
・ディーゼル燃料の輸出禁止を検討することに前向き=ジョン・スーン米院内総務
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