日中取引開始後、原油の2027年2月限は下落。ただ、夜間取引で下げは一服して いる。 ホルムズ海峡のオマーン側航路では、米国がタンカーを通過させる作戦を継続してい るうえ、オマーン沖では可能な限りの瀬取りが行われ、ある程度の供給量が確保されて いるようだが、実際にどれぐらいが供給されているのか不明である。 イランは指示に従わない船舶をブラックリストに追加しつつ、攻撃も継続しており、 タンカーの用船料はうなぎのぼりである。米兵が乗船するタンカーも攻撃を受けたとの 報道がある。イラン革命防衛隊(IRGC)はオマーン湾やアラビア海まで海上統制区 域を拡大すると発表しており、ホルムズ海峡を通過する限定的な供給量が維持されると 期待するのは楽観的すぎるだろう。 また、軍事行動を控えている米国が中東の安全保障を放棄するとは思えない。このま まであればホルムズ海峡はイランの管理下に置かれる可能性が高く、そうなれば米国は 実質的に敗戦である。米軍の静けさはなにかの前触れである可能性は想定すべきであ る。 時間外取引でニューヨーク原油10月限は前日比0.85ドル安の101.58ドル で推移。本日これまでのレンジは101.36〜102.24ドル。 原油2月限の予想レンジは8万3300円から8万4300円、ガソリン先限は9万 0000円から11万0000円、灯油先限は10万0000円から12万0000 円。 MINKABU PRESS
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