[今夜の視点]シカゴ大豆=月末の利食い前の天井は米中首脳会談次第か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は上伸。11月限の一時1330セント台に乗せる場面もあ
り、再び一代高値の1335.25セントが視野に入って来た。
 前日はこのところ大豆を支援していた大豆粕が上げ一服となったことで、騰勢一服と
なったものの、下値攻撃もうまく行かず安値からは切り返している。
 9月24日の米中首脳会談で相互関税を引き下げる期待が背景にあるため、それまで
は崩れにくく、11月限が13ドル台を大きく下回る事態は想定しにくい。逆に一代高
値を更新すると、テクニカル面からさらに一段高となる可能性はありそうだ。
 ただ、同会談を通過すると、結果がどうであれ、買い越しファンドの期末、月末の益
出しの手じまい売りが加速することが容易に想定されるため、目先はその利食い前の天
井がどの水準になるのかが焦点となる。
 なお、今夜は週間輸出成約高にも注目したい。

 前日のシカゴは小幅続伸。高値を維持できない一方、安値からは切り返して、方向性
に乏しい展開となった。24日の米中首脳会談で相互関税の引き下げを期待する声もあ
り下値が堅くなった。また、コーンとは逆に15日に発表されたブラジルの国家食糧供
給公社(CONAB)の2026/27年度の同国産大豆生産高見通しが1億8160
万トンと発表して、9月の米農務省(USDA)見通しの1億8600万トンを大幅に
下回っていることも好感されている。
 なお、この日カナダ統計局が発表した今年の同国産菜種生産高見通しは2205万ト
ンと、前年比0.8%減、大豆は745万6000トンと、同7.8%増となった。

 11月限は1313.50〜1332.25セントで推移して、高値は一代高値の
1335.25セントに迫ったが、引けは1320.50セントと、もみ合いレンジの
中央からは下側だった。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 18:00 消費者物価指数 2026年8月確報(EUROSTAT)
◆ イギリス ◆
【経済】 20:00 政策金利公表(BOE)
【経済】 20:00 金融政策委員会議事録 9月16日分(BOE)
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 住宅着工・許可件数 2026年8月(商務省)
【経済】 21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】 21:30 製造業景況指数 2026年9月(フィラデルフィア連銀)
【経済】 23:00 中古住宅販売仮契約指数 2026年8月(全米不動産協会)
【農産】 21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)
◆ カナダ ◆
【経済】 21:30 鉱工業製品価格指数 2026年8月(カナダ統計局)

MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。