【↑】日経平均 大引け| 続伸、半導体失速もバリュー株が買われる (9月17日)

配信元:株探
著者:Kabutan
日経平均株価
始値  64643.58
高値  64643.58
安値  63824.56
大引け 64136.25(前日比 +213.25 、 +0.33% )

売買高  19億5662万株 (東証プライム概算)
売買代金 7兆1538億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は続伸、6万4000円台回復
 2.FOMC予想通り利上げ、波乱なく通過
 3.値上がり数8割超、買い安心感広がる
 4.AI半導体失速、バリューは底堅さ発揮
 5.個別物色は活発、グロース指数2%超高

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比631ドル安と3日続落した。FOMCで利上げが決まったが、年内の追加利上げの可能性も意識され売りが優勢となった。

 東京市場では、終始方向感の定まらない地合いだった。日経平均株価は700円あまりの上昇で寄り付いたものの、そこがきょうの高値となり上げ幅を縮小。プラス圏でのもみ合いの動きを経て、一時マイナスに沈む場面もあった。

 17日の東京市場は、前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を波乱なく通過した安心感から幅広い銘柄に買いが流入した。注目されたFOMCでは米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利引き上げを決定し、市場予想通りの結果となった。あわせて年内追加利上げの可能性も示唆した。全体相場は朝方高く始まったが、その後は上値の重さが目立った。明日に日銀金融政策決定会合の結果発表を控えるなか徐々に手控えムードが強まった。AI・半導体関連株は朝高後伸び悩みの動きに。一方、為替が円安に振れたことで自動車株がしっかり。バリュー株は堅調さを保ち、TOPIXは相対的に強さを発揮した。グロース市場250指数が2%超高と個別株物色は活発だった。業種別では33業種中28業種が上昇。プライム市場の値上がり銘柄数は約83%に達した。

 個別ではファーストリテイリング<9983>、ソフトバンクグループ<9984>に加え、リクルートホールディングス<6098>、中外製薬<4519>、豊田通商<8015>、テルモ<4543>が堅調。任天堂<7974>やバンダイナムコホールディングス<7832>、コナミグループ<9766>も高い。三菱重工業<7011>が水準を切り上げた。トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>がしっかり。ジャパンディスプレイ<6740>、I-ne<4933>が大幅高。レオパレス21<8848>が値を飛ばした。

 半面、アドバンテスト<6857>や東京エレクトロン<8035>、キオクシアホールディングス<285A>、SCREENホールディングス<7735>、ディスコ<6146>が軟調。村田製作所<6981>やTDK<6762>のほか、イビデン<4062>も安い。フルヤ金属<7826>、三井金属<5706>が大幅安となった。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、SBG <9984>、リクルート <6098>、中外薬 <4519>、コナミG <9766>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約178円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、TDK <6762>、イビデン <4062>、キオクシア <285A>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約270円。

 東証33業種のうち上昇は28業種。上昇率の上位5業種は(1)海運業、(2)その他製品、(3)医薬品、(4)鉄鋼、(5)保険業。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)非鉄金属、(3)証券・商品、(4)石油・石炭、(5)電気機器。

■個別材料株

△ミタチ産業 <3321> [東証S]
 EMS受注堅調で27年5月期業績予想を上方修正。
△ジィ・シィ <4073> [東証G]
 準天頂衛星システム「みちびき」を活用した実証実験を開始。
△モビルス <4370> [東証G]
 AIチャットエージェントをファンケルが採用。
△クリングル <4884> [東証G]
 丸石製薬と声帯瘢痕治療薬の独占販売許諾契約締結。
△報国マテリア <5542> [東証S]
 SPIE向け最新研究成果発表を材料視。
△ベイカレント <6532> [東証P]
 需要の変化は成長機会としてSMBC日興証券が買い推奨。
△BUF <6676> [東証S]
 東海東京インテリジェンス・ラボが投資判断格上げ。
△三菱重 <7011> [東証P]
 「三菱UFJ銀行が防衛産業に融資」との報道。
△任天堂 <7974> [東証P]
 東京ゲームショウが開幕。
△GENDA <9166> [東証G]
 8月売上高24%増を好感。

▼INPEX <1605> [東証P]
 原油供給懸念の後退でWTI価格が下落。
▼クレハ <4023> [東証P]
 モルガン・スタンレーMUFG証券が格下げ。


 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)レオパレス <8848>、(2)Jディスプレ <6740>、(3)Ine <4933>、(4)東京計器 <7721>、(5)双葉電 <6986>、(6)日本空調 <4658>、(7)三井E&S <7003>、(8)アカツキ <3932>、(9)ネクセラ <4565>、(10)古野電 <6814>。
 値下がり率上位10傑は(1)フルヤ金属 <7826>、(2)三井金属 <5706>、(3)サムコ <6387>、(4)ゼンショHD <7550>、(5)クレハ <4023>、(6)JX金属 <5016>、(7)日ケミコン <6997>、(8)レゾナック <4004>、(9)太陽誘電 <6976>、(10)住友鉱 <5713>。

【大引け】

 日経平均は前日比213.25円(0.33%)高の6万4136.25円。TOPIXは前日比32.47(0.80%)高の4094.19。出来高は概算で19億5662万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1289、値下がり銘柄数は235となった。東証グロース250指数は789.35ポイント(18.05ポイント高)。

[2026年9月17日]


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