大阪12月限ナイトセッション 日経225先物 64770 +570 (+0.88%) TOPIX先物 4093.5 +6.0 (+0.14%) シカゴ日経平均先物 64830 +630 (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比) 17日の米国市場はNYダウ、S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。トランプ米大統領は、ノースカロライナ州で演説し、イランとの戦闘について「もうすぐ終わる」との認識を示した。22日には国連総会の開催に合わせて湾岸諸国の首脳らと会談する見通しも伝えられるなかで、イラン情勢を巡る過度な警戒感が和らぎ、WTI原油先物価格が1バレル=101ドル台に低下した。原油安に加え、米長期金利が低下したことが、株買いに向かわせた。 NYダウ構成銘柄では、エヌビディア、シスコシステムズ 、アマゾン・ドット・コム 、キャタピラー 、ゴールドマン・サックス・グループ が買われた。半面、セールスフォース 、ベライゾン・コミュニケーションズ 、ボーイング 、ウォルト・ディズニー 、ハネウェル・インターナショナル が軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、グローバルファウンドリーズ やマーベル・テクノロジー 、アーム・ホールディングス が大幅高となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の上昇率は3%を超えている。 シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比630円高の6万4830円だった。17日取引終了後の日経225先物(12月限)のナイトセッションは、日中比80円高の6万4280円で始まった。直後に軟化し6万4030円まで売られたが、売り一巡後はロングの勢いが強まり、米国市場の取引開始後には6万5030円まで上げ幅を広げる場面もみられた。終盤にかけて6万4640円~6万4900円辺りでの保ち合いが続き、日中比570円高の6万4770円でナイトセッションの取引を終えた。 日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、買いが先行することになりそうだ。米国では主要な株価指数が上昇したほか、エヌビディアなど半導体株の上昇が目立ったことで、足もとで弱い値動きを続けている指数インパクトの大きい半導体やAI(人工知能)関連株がリバウンドをみせてくる可能性から、先物市場においてロングを誘う形になりそうである。 買い一巡後は日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとして膠着感が強まるものの、追加利上げに踏み切る可能性が指摘されているなど、利上げは織り込まれている。イベント通過後には、いったん自律反発が期待されやすい。ただ、植田和男日銀総裁の会見は取引終了後であるほか、翌週21日~23日はシルバーウィークで休場になるため、積極的にポジションを傾けてくる動きは限られ、持ち高調整に伴うリバランスの動きが中心になりやすいだろう。 日経225先物はナイトセッションでボリンジャーバンドの-1σ(6万4080円)を上回っての推移となり、中心値となる25日移動平均線(6万5350円)に接近してきた。戻り待ち狙いのショートを誘う可能性はあるものの、同線を明確に上抜けてくるようだと、75日線(6万6570円)や+1σ(6万6630円)が射程に入ることで、連休を前にショートカバーが強まる展開は意識しておきたいところである。 週足でも26週線(6万3790円)、-1σ(6万3940円)を上回ってきたことで、13週線(6万6100円)を試してくる動きに向かわせよう。そのため、オプション権利行使価格の6万4000円から6万6500円辺りでのレンジを想定。膠着感が強まる局面においては、押し目待ち狙いのロング対応に向かわせそうだ。 17日の米VIX指数は15.44(16日は17.71)に低下した。75日線(16.70)を割り込んで始まり、その後の下げで25日線(15.62)を下回って終えている。原油価格や金利動向次第ではあるものの、前日の200日線(18.13)突破から一気に75日・25日線を下回ってきたことで、リスク選好に向かわせやすいだろう。 17日のNT倍率は先物中心限月で15.70倍(16日は15.79倍)に低下した。朝方に15.90倍をつける場面もみられたが、下向きで推移する-1σ(15.79倍)をキープできず、NTロングを巻き戻す動きに向かわせた。その後は200日線(15.67倍)水準での攻防をみせており、同線での底堅さが意識されるなかで、NTショートを巻き戻す流れになりそうである。 株探ニュース
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