穀物4品見通し=コーンは強気な需給面が手掛かりとなり底固い

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
<大豆>
 シカゴ大豆11月限は9月1日以降、1300セントを支持線にしてのもちあいが続
いている。
 9月の米農務省(USDA)月例需給報告を受けて目先の需給見通しは既に織り込み
感が強いが、一方で中東情勢不安を受けた原油価格の高騰を受けてバイオ燃料油需要の
増加期待が高まっていることが下支え要因となっている。
 11月に米国の中間選挙を控えるなか、トランプ米大統領からはイランとの戦争が終
結に向かうことを望む、などの発言が聞かれていることで米国とイランの情勢が緩和に
向かう可能性もある。
 中東情勢次第で軟化する可能性がある一方で需要の底固さが下支え要因となろう。
1300セントに近つく下落になると中国からの需要が喚起され、再び買いが活発化す
ることが見込まれる。今月14日の安値1292セントが支持線。投機家の手じまい売
りで軟化し、1300セント割れがあった場合、買い拾われ底固い動きが続くと予想す
る。
<コーン>
 シカゴコーン12月限は9月2日に一代の高値となる549.75セントを付けた後
にやや軟化しながらも530セントを割り込むと買い戻される高もみとなっている。
 9月米農務省(USDA)月例需給報告で26/27年度の米コーン生産見通しが引
き下げられたことは既に市場に織り込まれているとはいえ、下支え要因になっている。
一方で原油価格の高騰がエタノール需要増を促す要因になり得ることも買い支援要因。
 トランプ米大統領からはイランとの戦争が終結に向かうことを望む、との発言が聞か
れているうえ、11月に米中間選挙を控えているため今後、米国とイランとの間で和平
に向けた歩み寄りが見られる可能性があり、これが原油価格の下落を促す要因にもなり
得る。そうなればシカゴコーンにも下押し圧力がかかってくることになりそうだ。
 目先はコーン独自の需給引き締まり観測に支えられ525〜540セントでもみあい
が見込まれるが、中東情勢次第では軟化傾向を強める可能性がある点に注意しておきた
い。
<小豆>
 取組はゼロであり、手出し難が続いている。
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