NY原油市況=期近は続落、サウジのパイプライン半分回復見込みなどで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値  帳入値   前日比
  2026/10     101.06     103.48      99.39    100.30      - 1.61
  2026/11      96.48      98.01      94.83     96.08      - 1.15
  2026/12      92.04      93.21      90.88     92.05      - 0.56
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              968,904             1,857,272   (- 42,373)
                     帳入値  前日比
ヒーティングオイル  2026/10     505.78    - 5.61
                   2026/11     484.44    - 4.46
改質ガソリン        2026/10     352.76    + 2.03
                   2026/11     325.55    + 0.69

注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の総じて堅調も期近3本は続落。期近2限月の前日比は1.61〜
1.15ドル安。その他の限月は0.56ドル安〜0.81ドル高。
 サウジアラビアとの対立が激化しているイエメンの武装組織、フーシ派を抑制するた
め、中国が非公式にイランに協力を要請したことが報じられるなか、サウジがオマーン
を通じてフーシ派に2週間の停戦を提案したことや、攻撃されて稼働停止している東西
パイプラインの送油能力を今後数日のうちに半分回復させる見通しとされたことで売り
優勢の展開となった。
 11月限は、アジアの時間帯の時間外取引では96ドル台半ばのもみ合いとなった
が、欧州の時間帯の前半に下落してこの日の安値となる94.83ドルを付けた。その
後は切り返して米国の時間帯の前半にこの日の高値となる98.01ドルを付けた。し
かし、後半はその上げ幅のかなりの部分を失う下落となり、帳入値は96.08ドルだ
った。なお、帳入れ後にさらに95ドル台半ばまで崩れている。
 サウジがオマーンを通じてフーシ派に2週間の停戦を提案したことが報じられている
が、それ対するフーシ派の回答は報じられていない。

 サウジは攻撃されて稼働を停止している東西パイプライン(送油能力=700万バレ
ル)を今後数日のうちに半分の能力回復させる見通しで、6週間で全面復旧を目指すと
している。

 米ベーカー・フューズによると、米国内の稼働中の原油掘削装置(リグ)数は452
基と、前週比2基増加した。
 改質ガソリンは続伸、ヒーティングオイルから大幅続落。明暗を分ける展開となり、
ガソリンはクラック・スプレッド(製品と原油のサヤ)を拡大し、ヒーティングオイル
は縮小した。
今日の材料
・サウジ、オマーンを通じてフーシ派に2週間の停戦を提案も、フーシ派の回答なし。
・サウジ、東西パイプライン(送油能力=700万バレル)を今後数日のうちに半分の
 能力回復させる見通し。6週間で全面復旧を目指す。
・米国内の稼働中の原油掘削装置(リグ)数は452基と、前週比2基増=米ベーカ
 ー・フューズ。

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