【これからの見通し】根強いドル買い圧力が確認されるか、ドル円はレートチェック後も底堅く

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
【これからの見通し】根強いドル買い圧力が確認されるか、ドル円はレートチェック後も底堅く

 週明けの海外市場では、根強いドル買い圧力が確認されるのかが焦点となる。先週末NY市場ではドル円相場が158円付近まで上昇したあと、一気に157円台割れまで反落した。市場には政府・日銀によるレートチェック観測が広がった経緯がある。

 週明けは東京市場がシルバーウィークの長期祝日に入るなかで、ドル円は156.58付近まで下押しされたあと、157円台を回復している。先週末NY終値156.88を上回っており、根強い買い圧力がみられている。ユーロドルやポンドドルは小幅ではあるが、ドル高方向へ傾斜してきている。

 週末にはフーシ派がサウジの首都リヤドを攻撃したと報じられており、有事のドル買いが意識されやすい状況となっている。一方、原油相場自体は買い一服後に軟調に推移している。これには、米中央軍が「石油の流通状況は改善している」と発表したことが影響したようだ。このあとの海外市場では原油動向にも目を配る必要があろう。

 また、本日のNYカットでは巨大規模の期限設定が観測されている。ドル円157.00に25億ドル規模、ユーロドルは1.1470に11億ユーロ規模の設定があり、日本時間午後11時の期限まで両通貨ペアの値動きを抑制する引力が働きやすい。期限到来以降のNY市場で再びドル買いが優勢となるのかどうかが注目される。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、トルコ設備稼働率(9月)、香港経常収支(2026年 第2四半期)など注目度の低い指標群に留まる。

 発言イベント関連では、独連銀月報が発表されるほか、グールズビー・シカゴ連銀総裁、マックレム加中銀総裁などの講演が予定されている。グールズビー・シカゴ連銀総裁が直近の米FOMCでみられたタカ派姿勢を再認識させる発言を行うのかどうかに注目したい。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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