ドル買い優勢、ドル円は158円に迫る 原油安は円高につながらず=ロンドン為替概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
ドル買い優勢、ドル円は158円に迫る 原油安は円高につながらず=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル買いが優勢。きょうはアジア時間から一貫してドルが堅調に推移している。ドル円は157円台半ばから158円目前まで上昇。ユーロドルは1.14台半ばから1.14台割れまであと一歩の水準、ポンドドルは1.33台半ばから1.32台後半へと軟化している。先週の米FOMCで予想以上にタカ派姿勢が示されたことがドル買いの原動力となっている。きょうは中東情勢の緩和期待を受けてNY原油先物は90ドルの節目水準を割り込んでいるが、有事ドル買いの巻き戻しや日本の交易条件悪化懸念の後退による円買いは、全般的なドル買い圧力により打ち消されている。クロス円は総じて方向感に欠けており、ユーロ円は180円台前半での推移、ポンド円は210円を挟んだ揉み合いから209円台半ばへとやや下押しされる程度。この日発表された英欧PMI速報値でユーロ圏が予想外に改善したことでユーロ買い・ポンド売りが入ったことが影響した面もみられた。

 ドル円は157円台後半での取引。この日はドル買いの動きが継続している。アジア早朝の157.34付近を安値に一貫して買われ、ロンドン時間には157.92付近まで高値を伸ばした。ただ、158円を前にして足元では売買が交錯している。先週末NY市場でのレートチェック観測がみられた水準まで上昇したことで、市場には介入警戒感もあるようだ。オプション市場ではリスクリバーサルで円コール・オーバーが広がってきている。

 ユーロドルは1.14台前半での取引。アジア早朝の1.1450付近を高値に、足元では1.14トビ台へと軟化し、大台割れをうかがう動きとなっている。ユーロ円は前日NY終値を挟んで振幅し、方向感に欠けている。これまでのレンジは180.03から180.39まで。対ポンドではユーロは堅調。ユーロ圏PMI速報値が予想以上に改善したことが好感された。

 ポンドドルは1.32台後半での取引。アジア早朝の1.3348付近を高値に1.33台割れから安値を1.3278付近に広げている。ポンド円はアジア午前の210.18付近を高値に、ロンドン時間に入ると209.56付近まで下押しされている。ユーロポンドは0.8576付近から0.8592付近へと上昇。ユーロ圏PMI速報値が予想以上に改善する一方、英PMI速報値はサービス業が予想を下回るなど対照的な結果だった。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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