●レビュー金、利上げ警戒感が上値圧迫=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 18日のニューヨーク金先物相場は、前日比25.20ドル高の4424.90ド
ル。米長期金利が5%に乗せたが、金相場は堅調地合を維持した。債券市場では利上げ
に対する警戒感の織り込みがみられたが、金市場では米連邦公開市場委員会(FOM
C)でネガティブ材料出尽くし感が強く、押し目買い優勢の展開になっている。為替が
ドル安気味に推移したこともポジティブ。底堅さを維持した。
 21日のニューヨーク金先物相場は、前日比41.00ドル安の4383.90ド
ル。為替がドル高気味に推移したことが嫌気され、調整売りが優勢だった。原油安の影
響もあって米長期金利は低下しているが、ドルに関しては底固く推移したことが調整売
りを誘った。特に目立った売買材料は見当たらなかったが、米金融当局者からタカ派発
言が目立つことが、ドルの下値を支えた。米金利低下よりドル高に対する反応が強かっ
た。
 22日のニューヨーク金先物相場は、前日比7.50ドル安の4376.40ドル。
米金利上昇・ドル高環境が嫌気され、調整売りが優勢だった。特に目立った売買材料は
見当たらなかったが、米金融当局者からタカ派の発言が続いていることが米金利上昇・
ドル高を通じて金相場の上値を圧迫している。安値では買いを入れる動きも強かったこ
とで大きな値動きには発展しなかったが、前日比では続落している。
 23日のニューヨーク金先物相場は、前日比58.00ドル安の4318.40ド
ル。米金利上昇・ドル高を受けて、売り優勢の展開になった。原油高や米金融当局者の
タカ派発言を手掛かりに、主に債券市場で利上げ警戒感の織り込みが優勢になった。こ
のため、米長期金利は2007年以来の高水準に達し、つれて金相場は上値の重い展開
になった。最近のボックス相場内での値動きだが、上値の重さが目立った。
(マーケット00.エッジ・小菅 努)

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