原油相場は100ドル台から一転して、一時90ドル台を割り込む展開になった。サ ウジアラビアがホルムズ海峡経由の輸出を強化していることに加えて、東西パイプライ ンの稼働が再開されたことで、供給不安が緩和されている。また、イランが条件付なが らも米国に対してホルムズ海峡の開放を提案していたことが確認されている。実際に供 給環境の改善が進むのかは不透明感も強いが、最悪の状態を脱したとの評価が、原油相 場の値下がりを促している。ただし、その間もフーシ派がサウジアラビアの石油施設を 攻撃するなど、混乱状態は続いている。何らかの大規模な軍事衝突が発生すれば、容易 に急伸地合が再開されるリスクは残されている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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