株価指数先物【引け後】 米中首脳会談を控え、ポジションをいったんニュートラルに

配信元:株探
著者:Kabutan
大阪12月限
日経225先物 65460 +360 (+0.55%)
TOPIX先物 4061.0 -22.0 (-0.53%)
※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示

 日経225先物(12月限)は前日比360円高の6万5460円で取引を終了。寄り付きは6万5960円と、シカゴ日経平均先物の清算値(6万5925円)にサヤ寄せする形で買いが先行した。買い一巡後は6万5490円まで上げ幅を縮めたが、前場中盤にかけてロング優勢となり、6万6070円まで買われた。その後は6万5900円~6万6000円辺りで保ち合いを継続。前場終盤にかけてレンジを割り込み、後場は持ち高調整に伴うロング解消が優勢となり、取引終了間際には6万5360円まで上げ幅を縮めた。

 23日の米国市場は主要な株価指数が下落したものの、日本の連休中に半導体やAI(人工知能)関連株の強い値動きによりナスダックは前日まで4日続伸で最高値を更新していた。この流れを受けてアドバンテスト<6857>[東証P]やイビデン<4062>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]、TDK<6762>[東証P]などが買われ、日経平均株価を押し上げていた。

 日経225先物は25日移動平均線(6万5230円)に接近する局面では押し目待ちのロング対応に向かわせている。一方、ボリンジャーバンドの+1σ(6万6260円)に接近する局面では強弱感が対立し、戻り待ち狙いのショートが意識された。指数インパクトの大きい半導体やAI関連株の一角で買い一巡後は小動きでの推移が目立ったことで、持ち高調整に伴うロング解消に向かわせたようである。

 また、長期金利の上昇が重荷となったほか、米中首脳会談を控えることが、様子見姿勢を強める一因となったようだ。持ち高調整に伴う動きによりポジションはニュートラルが意識されているとみられ、米中首脳会談を受けた原油相場や金利、さらには米国市場の動向をにらんでの仕切り直しとなろう。

 ボリンジャーバンドは収斂し、中心線の25日線が6万5140円、+1σは6万6080円に下がってきている。オプション権利行使価格の6万5000円から6万6000円辺りが意識されやすく、このレンジをブレイクしてくるとトレンドが強まりそうだ。

 NT倍率は、先物中心限月で16.11倍(18日は15.94倍)に上昇した。25日線(15.99倍)を上抜いて始まり、一時16.20倍と+1σ(16.19倍)を捉える場面もみられた。+1σまでの上昇でいったんはNTロングの巻き戻しが入りやすいなかで、その後はリバランスの動きになったようだ。目先的には25日線が支持線として機能してくると、改めてNTロングの組成へ向かわせよう。

 手口面(12月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が8423枚、ソシエテジェネラル証券が7328枚、バークレイズ証券が4589枚、サスケハナ・ホンコンが1492枚、ゴールドマン証券が1267枚、JPモルガン証券が996枚、三菱UFJ証券が926枚、野村証券が896枚、ビーオブエー証券が895枚、モルガンMUFG証券が723枚だった。

 TOPIX先物はバークレイズ証券が2万2545枚、ソシエテジェネラル証券が2万2010枚、ABNクリアリン証券が1万6833枚、JPモルガン証券が9114枚、ゴールドマン証券が6208枚、モルガンMUFG証券が4211枚、ビーオブエー証券が3943枚、サスケハナ・ホンコンが1993枚、野村証券が1953枚、シティグループ証券が1696枚だった。

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