円売り優勢、原油高や米債利回り上昇を受けて=ロンドン為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
円売り優勢、原油高や米債利回り上昇を受けて=ロンドン為替

 ロンドン市場では、円売りが優勢になっている。NY原油先物が92ドル台から94ドル台へと上昇、米10年債利回りが5.11%付近から5.14%付近へと上昇するなかで、ドル円は高値を158.70レベルに更新している。この動きに連れて、クロス円も高値を伸ばしている。ユーロ円は180.53レベル、ポンド円は210.07レベルまで買われている。

 原油高に関しては中東情勢の緊迫化が背景として挙げられる。イランは条件付きでホルムズ海峡の開放を仲介国を通じて米国に提案していたが、事態が好転する兆しはみられない。イランのペゼシュキアン大統領は、米の制裁が続く限りホルムズ海峡の自由通航は認めない、としている。また、一部報道によると、米との対立がさらに拡大する可能性をイラン当局者が示唆したもよう。

 原油高を受けてインフレ警戒が高まり米長期債利回りが上昇している。30年債利回りは一時5.4439%と2004年以来の高水準となっている。また、ウィリアムズNY連銀総裁はロンドンで、「インフレは課題、われわれにはまだ多くの仕事がある」と指摘している。追加利上げ観測とともにドルが買われる面もみられている。ユーロドルは1.1399レベルを高値に1.1370台へと反落、ポンドドルも1.3256レベルを高値に、1.3230付近へと押し戻されている。

USD/JPY 158.65 EUR/JPY 180.49 GBP/JPY 209.93

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