【市況】 金は反発。ニューヨーク市場での下げ一服や円安を受けて買い優勢で始まった。その 後は、ドル建て現物相場の押し目を買われたことを受けて堅調となった。銀は出来ず。 午前11時1分現在の前営業日比は、金標準が86〜120円高、金ミニが11.0 〜165.5円高、ゴールドスポットが105円高、銀が出来ず。 午前11時1分現在の出来高は、金が7080枚、金ミニが7509枚、ゴールドス ポットが54枚、銀が0枚。 【NY金は米利上げ見通しが圧迫】 金は米連邦準備理事会(FRB)の利上げ見通しが圧迫要因になった。米新規失業保 険申請件数は前週比1000件減の19万7000件となった。労働市場が堅調さを増 していることを示唆した。市場予想は20万1000件だった。8月の米新築一戸建て 住宅販売戸数は前月比6.4%増の68万4000戸と2025年12月以来の高水準 となった。また米クリーブランド地区連銀のハマック総裁は、インフレ圧力はなお高 く、この状況が長引くほど、インフレ率を目標水準に押し下げることが難しくなると述 べた。米フィラデルフィア地区連銀のポールソン総裁は、高止まりするインフレ率を米 連邦準備理事会(FRB)の目標である2%に戻すには、追加利上げが必要になる可能 性があるとの見解を示した。米国債利回りが上昇し、30年債利回りは5.45%と 2004年6月以来、10年債利回りは5.16%と約20年ぶりの高水準を付けた。 一方、欧州と米国のディーゼル価格が過去最高値まで上昇した。イランとウクライナで の戦争により、ロシア、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)といった主要生 産国からの輸出が急減している。 イエメンの親イラン武装組織フーシ派は、サウジアラビアの首都リヤドの「重要目 標」と、紅海沿岸都市ヤンブーにある国営石油会社サウジアラムコの施設をミサイルと 無人機(ドローン)で攻撃したと表明した。サウジ主導の連合は、フーシ派が発射した 弾道ミサイル6発を迎撃し、南部タイフと紅海沿岸のヤンブー地区への攻撃を阻止した と明らかにした。原油高に振れた。 金先限は2万2526円まで上昇した。ニューヨーク市場での下げ一服や円安が支援 要因になった。円相場が1ドル=158円台後半の円安に振れた。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米連邦準備理事会(FR B)の利上げ見通しや堅調な米経済指標を受けて売り優勢となった。アジア市場では、 朝方の4272.47ドルから、ドル安を受けて買い優勢となった。 午前11時現在、4287.79ドルで推移、銀は6378セントで推移。前営業日 の大引け時点は金が4279.07ドル、銀が6414セント。 MINKABU PRESS
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