きょうの為替市場、円高の動きが続いている。東京時間は157円台後半での推移が続いていたものの、海外時間に入って円高の動きが強まり、ドル円は一時156円台半ばまで急速に下落。下向きの21日線が156.45円付近に来ており、目先のサポート水準として意識される。 きっかけは三村財務官のインタビュー。財務官は「円の過小評価は問題とする意向を日米両政府が共有したメッセージは非常にクリア。市場はそのメッセージを額面通り受け止めるべきだ。市場が実際にそう受け止めるかを注意深く見守る」との考えを示していた。 高市首相ら日本政府とベッセント財務長官は、先週の日米首脳会談で円相場が議題に上ったことを強調しており、160円を手前に市場は介入に敏感になっている様子がうかがえる。 ただ、現行からは日米金利差の縮小期待は後退しており、中期的にはドル円の上昇トレンドは続くとの見方は多いものの、日銀の利上げで以前ほどの円キャリー取引への意欲は低下しており、短期的にはドル円は調整の可能性があるとの見方も出ている。 日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は156.75円に観測されている。 28日(月) 156.75(12.0億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。