NY原油市況=小反発、米国がイランに対する制裁緩和を用意

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/11     93.58       96.54       91.25       92.60        + 0.19
  2026/12     89.78       92.20       87.62       89.01        + 0.30
  2027/01     86.78       89.02       85.13       86.54        + 0.53
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              933,225             1,811,811    ( + 1,725)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/10     475.53    + 7.06
                            2026/11     449.53    + 3.32
         改質ガソリン       2026/10     333.77    - 5.57
                            2026/11     315.78    - 2.97
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は小反発。期近2限月の前日比は0.19〜0.30ドル
高。その他の限月は0.53〜0.76ドル高。
 イランが米国に対して海上封鎖の解除など7つの条件を提示した一方、米国がこの受
け入れを拒否したことが相場を押し上げたが、米国がイランの核開発問題の具体的な進
展と引き換えに、制裁緩和や凍結資金を解放する用意があると報道されたことが上値を
圧迫した。米CNNが報じている。なお、ロイター通信によると、先週からイランのア
ラグチ外相など代表団はニューヨークに引き続き滞在しており、仲介国であるカタール
を交えて28日あるいは29日に間接協議を実施する可能性がある。
 イラン国営のプレスTVはイラン当局者の発言として、イランが核問題で柔軟な立場
を示しているとの報道は虚偽であると伝えた。イランの核問題についての立場は変わっ
ておらず、この件についての議論は行われていないという。また、このイラン当局者は
米国がホルムズ海峡の解放問題で行き詰まっており、注意をそらすために核問題を持ち
出したと指摘した。先週イランのアラグチ外相は米国が7つの条件を受け入れることで
ホルムズ海峡が開放され、その時点から核開発に関する協議を開始すると述べている。
 調査会社ケプラーによると、9月の中東産原油の輸出量は日量1280万バレルまで
回復した。イラン戦争が始まってからの最高水準で、ホルムズ海峡を経由した輸出量は
日量740万バレルまで増加した。
 時間外取引で11月限は一時96.54ドルまで上値を伸ばしたが、通常取引開始後
は失速。91.25ドルまで下げに転じる場面もあった。ただ、引けにかけてはプラス
圏に浮上した。
 改質ガソリンの期近は続落。ヒーティングオイルの期近2限月は反発。農業用など非
課税の赤色ディーゼル燃料を道路上でも利用可能とし、燃料価格を引き下げる案が浮上
していると報道され、ディーゼル燃料の需要下支えが期待されている。
今日の材料
・サウジの東西パイプライン、輸送が日量350万バレルまで回復=報道
・サウジは紅海のヤンブーから輸出を再開=報道
・イラクのナジャフ空港で抗議デモ、イラン便停止で
・イラン、制裁回避のためステーブルコインUSDTへの依存を拡大=WSJ
・パキスタンとカタールがイランに核開発に関する譲歩を検討するよう圧力=同上
・イラン、制裁緩和と引き換えにウラン濃縮の停止で合意=アル・ハダス
・ネタニヤフ首相が秘密裏にUAEを訪問=カン・ニュース
・UAEでネタニヤフ首相とカタールやサウジの当局者が会談=同上
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