サウジアラビアの紅海側からの出荷再開報告が、原油相場の期近限月に対するプレミ アム剥落を促している。攻撃を受けて稼働を停止していた東西パイプラインが本格的に 動き始め、紅海沿岸都市ヤンブーからの出荷が再開されている。10月の出荷スケジュ ールが欧州の顧客向けに通知されたとの報道もある。フーシ派の妨害の有無も注目され るが、流通環境の改善見通しが、改めて原油相場を下押ししている。 一方、米国とイランの停戦協議には、目立った進展がみられない。仲介国カタールが 米国とイランの双方と協議を行ったことが確認されているが、詳細は明らかになってい ない。イランの7日間の停戦案を軸に調整が進んでいる模様だが、合意に達することが 可能なのかは見通しが立っていない。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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