その後、ドル円は買戻しが優勢となり157円台に戻している。この日のPCE価格指数が予想を下回り、インフレ警戒を示さなかったことから、FRBの10月利上げ期待が後退し、ドル売りの反応が見られた。157円台に戻していたドル円も再び156円台に下落していたが、米国債利回りの上昇は続いており、ドルは再び買い戻されている。 この日のPCE価格指数を受けて米大手証券のエコノミストは次回のFRBの利上げ予想を従来の10月から12月に後退させていたが、それでも高インフレ長期化への懸念は根強く、来年までの計1.00%ポイントの利上げ予想に変化はない。 明日は日銀が9月の日銀短観を公表する。中東情勢を巡る不透明感や原油高、金利上昇などの逆風があるものの、製造業の景況感は改善が見込まれているようだ。エコノミスト予想では、大企業製造業の業況判断(DI)はプラス25と、前回のプラス22から上昇する見通し。 エコノミストは、植田総裁が政策環境の変化に言及し、従来より速いペースで利上げする可能性を示唆していが、今回の短観は、こうした見方を後押しする内容になる可能性があるとの見方を示していた。 *日銀短観(第3四半期)1日8:50 大企業製造業・業況判断 予想 25 前回 22 大企業製造業・先行き 予想 22 前回 17 大企業非製造業・業況判断 予想 36 前回 37 大企業非製造業・先行き 予想 30 前回 28 大企業全産業・設備投資 予想 12.2% 前回 11.5% USD/JPY 157.28 EUR/JPY 178.35 GBP/JPY 208.68 AUD/JPY 109.31 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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