原油相場は90ドルを挟んで売買が交錯している。29日はサウジアラビアの東西パ イプラインの復旧、それに伴う紅海側からの出荷拡大観測で、上値の重い展開になって いた。しかし、30日は米国とイランの停戦協議に進展がみられないことを手掛かりに 押し目買いが入るなど、強弱評価が安定していない。大規模な軍事衝突の報告がなけれ ば、供給環境は少なくとも一段と悪化することなく、逆に改善期待が原油相場の上値を 圧迫しやすい。ただし、フーシ派が改めてサウジアラビアを攻撃するといった動きがみ られると、瞬時に急伸するリスクを抱えた極端に不安定な地合が続くことになる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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