[今夜の視点]シカゴ大豆=コーンに注意も旧穀需給の引き締まりが下支え

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は軟調。午前はもみ合いだったが、午後から軟化している。
11月限は1290セント台を割り込んだ。
 前日は後述するように、大豆の材料だけ見れば、プラス引けしてもおかしくなかった
が、コーンの急落に圧迫された形となった。
 まず、四半期在庫は後述する数値となったが、これは10月の米農務省(USDA)
の月例需給報告で、旧穀年度の期末在庫(新穀年度の期初在庫)が1000万Bu下方
修正されることを意味している。
 次に29日に観測されていた中国の米国産大豆買い付けだが、デイリー報告で仕向地
不明で10万0500トンの大口輸出成約が発表された。2カーゴ分のため、観測通
り、米ガルフ積みと米太平洋岸北西部積みで1カーゴずつ成約された可能性が高い。国
慶節の長期休暇前に買い付けられた形となった。
 目先はコーンがさらに崩れるか否かに注意する必要はあるが、大豆はこれまでより旧
穀の需給が引き締まる見通しとなったため、下値の堅い展開となりそうだ。今夜は週間
輸出成約高にも注目したい。

 前日のシカゴは反落。注目されたUSDA発表の全米四半期在庫(9月1日)が3億
1513万3000Buと、9月のUSDA見通しの3億2500万を大きく下回り、
加えて29日の市場に出ていた中国の買い付け観測を確認する形で、この日USDAの
デイリー報告で大口輸出成約が発表された(ただし、発表は仕向地不明)が、四半期在
庫が予想外に弱気な内容となったコーンが急落したことで、大豆もプラスサイドを維持
できなかった。

 11月限の高値は1311.50セントまであったが、と、結局13ドル台を再び割
り込み、引けは1293.00セントだった。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 17:00 製造業購買担当者景況指数 2026年9月確報(Markit)
【経済】 18:00 雇用統計 2026年8月(EUROSTAT)
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】 23:00 建設支出 2026年8月(商務省)
【経済】 23:00 製造業景況指数 2026年9月(ISM)
【経済】 新車販売台数 2026年9月(Autodata)
【農産】 21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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