NY原油市況=続伸、米国は中東に空母を追加派遣へ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/11     90.40       93.68       88.79       92.87        + 2.45
  2026/12     88.46       91.61       86.91       90.84        + 2.42
  2027/01     86.64       89.53       85.39       88.76        + 2.03
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              794,730             1,839,129    ( + 3,852)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/11     464.20    - 4.61
                            2026/12     449.06    - 1.62
         改質ガソリン       2026/11     340.26    +14.21
                            2026/12     317.29    +12.57
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は続伸。期近2限月の前日比は2.42〜2.45ドル高。
その他の限月は0.08ドル安〜2.03ドル高。
 トランプ米政権は中東に空母打撃群や最大1万人規模の部隊を追加派遣する可能性が
あり、イランとの軍事衝突再開が意識された。米ウォール・ストリート・ジャーナル
(WSJ)が報道している。11月末までに米空母「セオドア・ルーズベルト」を中心
とした空母打撃群が到着し、中東の空母打撃群は「ジョージ・H・W・ブッシュ」や
「ジョージ・ワシントン」とともに、3個体制となる見通し。また、水陸両用作戦を実
行するための両用即応群も増強される可能性がある。
 ロイター通信が、中国の製油所が10月の石油製品輸出を停止したと報道したことも
買い手掛かり。イラン戦争が始まった後、中国政府は輸出制限を開始し、7月には一時
的に規制を緩和していたものの、香港やマカオを除き輸出規制を再び強化する。中国国
営のペトロチャイナは10月のガソリンやジェット燃料の輸出をキャンセルしたもよ
う。
 ロイター通信によると、トランプ米政権はドイツやフランスにディーゼル燃料の備蓄
を放出するよう要請したうえ、さもなければ米国からディーゼル燃料輸出を停止すると
警告した。米国政府は欧州連合(EU)に対し、今後6カ月間で1億2000万バレル
のディーゼル燃料を放出するよう求めている。欧州委員会のほか、ドイツ、フランス、
イタリアなどは1日に電話協議を実施したが、放出するかどうかは引き続き不明。
 時間外取引で11月限は88.79ドルまで下落した後、買い戻しが強まると
92.90ドルまで上振れ。通常取引開始にかけては上げ幅をほぼ解消したが、その後
は再び買いが優勢となり、93.68ドルまで上げた。
 改質ガソリンの期近は続伸。ヒーティングオイルの期近2限月は反落。ディーゼル燃
料だけでなく、ガソリンの供給不足が警戒されるなか、夏場の需要期を過ぎてもガソリ
ンは堅調に推移。
今日の材料
・欧州がディーゼル備蓄を放出すると確信=米エネルギー長官
・イランは米国と対話を継続=ペゼシュキアン大統領
・私は決断する必要がある=トランプ米大統領
・イランが合意に署名するか、さもなければイランは存在しなくなる=同上
・制裁が解除されるまでディーゼル燃料を供給しない=プーチン露大統領
・サウジのメッカで自爆テロ未遂事件が発生
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