【これからの見通し】英欧市場は米雇用統計控え、調整主導か この後の英欧市場では、米雇用統計を控えた調整地合いが想定される。東京市場ではドル円、クロス円ともにやや円買い圧力に押されている。東京都区部のコアCPIは2.7%へ急上昇し、予想を上回ったことで日銀の追加利上げ観測が再浮上している。米雇用統計前に短期的に積み上がった円売り・ドル買いポジションに調整が入る面も指摘される。ドルストレートは小幅の値動きにとどまっているが、足元ではややドル安方向の動きを示している。 注目の米雇用統計(9月)の予想を確認しておこう。非農業部門雇用者数(NFP)は9.0万人と前回の16.2万人から減少する見込み。失業率は4.1%と前回から同水準の予想。平均時給は前月比+0.3%、前年比は+3.1%といずれも前回と同水準の予想となっている。 NFPの数字は予想との乖離が大きくなる傾向にあり、結果の強弱に市場は即座に反応するだろう。しかし、株式や債券市場の反応もにらみながら、週末に向けて次第に値動きは収束しそうだ。 その他の経済指標発表は、ユーロ圏消費者物価指数(HICP・概算値速報)(9月)、ブラジル鉱工業生産指数(8月)、米製造業新規受注(8月)、米耐久財受注(確報値)(8月)などが予定されている。 発言イベント関連では、ムーラン仏中銀総裁、チポローネECB理事、レーン・フィンランド中銀総裁、スレイペン・オランダ中銀総裁、ブイチッチECB副総裁、ナーゲル独連銀総裁などECB当局者の発言機会が多く予定されている。ほかにはローガン・ダラス連銀総裁が会議開会スピーチを行う予定。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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