NY原油市況=期近が反落、G7の石油備蓄1億バレルの放出決定で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値  帳入値   前日比
  2026/11     93.46      93.51      88.06      91.11      - 1.76
  2026/12     91.40      91.48      86.60      89.43      - 1.41
  2027/01     89.49      89.49      85.08      87.82      - 0.94
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              918,504             1,838,012   (- 1,117)
                    帳入値  前日比
ヒーティングオイル  2026/11     450.11    -14.09
                   2026/12     435.73    -13.33
改質ガソリン        2026/11     331.24    - 9.02
                   2026/12     311.19    - 6.10

注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油はまちまち。期近の主要限月は反落。期近2限月の前日比は
1.76〜1.41ドル安。その他の限月は0.94ドル安〜0.30ドル高。
 この日主要7か国(G7)が首脳共同声明で、国際エネルギー機関(IEA)を通じ
て、ディーゼル燃料(軽油)を中心に石油備蓄から1億バレルを放出することを決定し
たことに圧迫された。
 ただ、イエメン内戦が激化するなか、サウジアラビアと親イラン武装組織、フーシ派
との交戦状況も続いているため、安値からかなり切り返して引けた。
 11月限は。アジアの時間帯の時間外取引で93ドル台から92ドル台まで下落。欧
州の時間帯に92ドル台を割り込むと、米国の時間帯の序盤には88.06ドルを付け
た。その後はV字型の切り返しとなり、91ドル台まで戻した。

 このところのディーゼル価格の急騰を受けて、トランプ米大統領がドイツやフランス
にディーゼル燃料の備蓄を放出するよ圧力をかけていたが、主要7か国(G7)がこの
日オンライン首脳会談を開き、国際エネルギー機関(IEA)を通じて、ディーゼル燃
料を中心に石油備蓄から1億バレルを放出することを決定した。
 今後4カ月間で協調放出するとしているが、ディーゼル燃料については今後20日間
に前倒しで放出するとしている。マクロン仏大統領は放出対象がディーゼル燃料と原油
になると語った。

 ロイター通信によると、イエメン内戦が激化するなか、サウジアラビアと親イラン武
装組織、フーシ派との交戦状況も続いているが、サウジがイエメンの政府部隊と組ん
で、フーシ派に掌握されている紅海入口のバブルマンデブ海峡の奪回を計画していると
いう。軍事計画なので関係者のコメントは得られていない。

 米ベーカー・フューズによると、米国内の稼働中の原油掘削装置(リグ)数は456
基と、前週比1基増加した。
 改質ガソリンの期近が反落、ヒーティングオイルも期近から急落。原油が崩れたこと
に追随したが、期近は原油以上の下げ幅となり、クラック・スプレッド(製品と原油の
サヤ)が縮小した。
今日の材料
・主要7か国(G7)が、国際エネルギー機関(IEA)を通じて、ディーゼル燃料を
 中心に石油備蓄から1億バレルを放出することを決定。
・サウジ、イエメン政府軍と組んで、フーシ派の掌握する紅海入口のバブルマンデブ海
 峡の奪回を計画か。
・米国内の稼働中の原油掘削装置(リグ)数は456基と前週比1基増=米ベーカー・
 フューズ。

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