NY原油市況=続落、目先の供給懸念は後退

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/11     91.77       91.88       88.74       89.43        - 1.68
  2026/12     90.02       90.21       87.65       88.20        - 1.23
  2027/01     88.50       88.56       86.48       87.19        - 0.63
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              1,008,392             1,829,509    ( - 8,503)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/11     454.52    + 4.41
                            2026/12     440.01    + 4.28
         改質ガソリン       2026/11     324.62    - 6.62
                            2026/12     307.19    - 4.00
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は続落。期近2限月の前日比は1.68〜1.23ドル安。
その他の限月は0.63ドル安〜0.79ドル高。
 先週末に主要7カ国(G7)が1億バレルを協調放出することで合意したことが目先
の供給懸念を引き続き後退させた。3月に国際エネルギー機関(IEA)加盟国が合意
した最大4億バレルの放出はまだ完了していないが、ディーゼル燃料不足もあってG7
は追加で放出する。ホルムズ海峡を経由する供給がイラン戦争前の水準を回復したとの
報道も重し。
 ただ、イランがホルムズ海峡を航行する船舶への攻撃を活発化させているため、回復
した供給が再び減少したとの報道もある。ホルムズ海峡を経由する石油の輸送コストが
超高額となっていることもあって、この海峡を経由する供給は維持が難しいとみられて
いる。
 サウジアラムコのアミン・ナセル最高経営責任者(CEO)は、現時点で世界の石油
在庫のうち実質的に利用可能なものは10%未満であると述べた。また、「商業用在庫
は60億バレル未満しか残っておらず、その大部分は実質的に利用できない状態にあ
る」との認識も示した。
 時間外取引で11月限は91.88ドルまで上振れしたが、プラス圏での推移は一時
的で上値は重かった。通常取引開始後は上値が抑えられつつ、88.74ドルまで軟化
した。
 改質ガソリンの期近は続落。ヒーティングオイルの期近は反発。ディーゼル燃料を含
む留出油は引き続き底堅い動き。
今日の材料
・ペストの感染抑制のためサンクトペテルブルクがロックダウンとの噂
・世界の石油在庫は恐ろしいほど少ない=サウジアラムコCEO
・1億バレルの放出は一時的な緩和をもたらすが、根本的な解決にはならず=同上
・フライドバイのテロ事件はイランに責任がある=トランプ米大統領
・フーシ派、サウジへ離発着する航空機に警告
・共同防衛協定に基づき、パキスタンやトルコやサウジに部隊を配備へ
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