NY原油市況=小反発、中東のリスクプレミアムは高止まり

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/11     89.27       90.05       86.86       89.44        + 0.01
  2026/12     88.00       88.77       86.00       88.43        + 0.23
  2027/01     86.92       87.70       85.19       87.42        + 0.23
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              827,953             1,843,847    ( + 14,338)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/11     456.94    + 2.42
                            2026/12     442.31    + 2.30
         改質ガソリン       2026/11     327.32    + 2.70
                            2026/12     308.80    + 1.61
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は小反発。期近2限月の前日比は0.01〜0.23ドル
高。その他の限月は0.02ドル安〜0.23ドル高。
 主要7カ国(G7)による協調放出や、ホルムズ海峡を経由する供給量が回復してい
ることから売りに押される場面はあったが、世界の石油在庫がかなり取り崩されている
ことや、中東からの供給が安定する見通しがないことが相場を支えた。米中間選挙を控
えてトランプ米大統領がイランに対する反撃を見送り、相場を刺激しないよう配慮して
いる一方、イランは船舶に対する攻撃を継続している。
 米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、米メキシコ湾岸で熱帯性低気圧が発
生する公算。イラン戦争が始まってから米国の石油産業に依存する国が増加しており、
米国の供給網が混乱すると世界が混乱するリスクが高まっている。
 アラグチ・イラン外相の弾劾動議が議会システムに登録され、弾劾手続きが始まる可
能性があることは懸念要因。アラグチ外相は米国との対話を重視し、緊張緩和を模索す
る実務派であるとみなされているが、先月ニューヨークで開催された国連総会でイラン
政府や最高指導者の許可を得ることなく、ウィトコフ米特使らと接触し協議したことが
対米強硬派から強く非難されている。
 時間外取引で11月限は86.86ドルまで下落したものの、通常取引開始後は買い
戻しが優勢となった。下げ幅を消し、プラス圏に浮上して引けている。
 改質ガソリンの期近は反発。ヒーティングオイルの期近は続伸した。原油相場が下げ
渋ったことが下支え要因。
今日の材料
・ベネズエラのカードン製油所が火災で停止、処理能力は日量31万バレル
・IEAはディーゼル燃料の放出の詳細を来週決定へ
・EIA、2026年のブレント原油の平均価格見通しを約98ドルに引き上げ
・イスラエル軍はパレスチナ自治政府との戦争を準備=カッツ国防相
・東西パイプラインの稼働は日量580万バレル規模まで回復=サウジ・エネルギー相
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