ロンドン序盤はユーロ売り一色、仏債が再び売られる=ロンドン為替 ロンドン序盤は、フランスの政局・財政不安に端を発したユーロ売り一色となっている。ユーロの下落に歯止めがかからず主要通貨に対して安値を更新する展開となった。 昨日は仏国債の下落(利回り低下)が一服する場面もみられたが、本日に入り再び仏債売りが再燃したことで、フランス10年債利回りは前日の4.703%台から4.858%付近へ急上昇した。これにより、欧州の信用リスクのバロメーターとされる独仏10年債利回り格差(スプレッド)は前日の127bp近辺から138bpまで拡大し、フランスの政情不安や財政再建に対する不透明感が再燃したことがユーロ売りの主因だ。 ユーロドルは東京時間の1.1220台から下値を切り下げ、心理的節目である1.1200ドルを明確に割り込むと、大台割れに伴うストップロスも巻き込んで一時1.1180レベルまで下落して本日安値を更新した。オプション市場でも1カ月リスクリバーサル(25デルタ)がユーロプット・オーバー(下落ヘッジ優勢)を維持しており、ダウンサイドリスクを警戒する動きが継続している。この動きに連れてポンドドルも一時1.3230レベルまで安値を広げた。 このユーロ安主導の波乱は欧州株式市場や市場心理全般に悪影響を及ぼし、リスク回避的な「円買い」および「ドル買い」の動きへと波及した。ドル円は東京午前の高値158.51付近からユーロ売りの波及による円買い圧力で一時は心理的節目の158.00レベルを割り込み157.85レベルまで反落したものの、その後は158.10円台へ急反発するなど神経質な振幅となっている。また、ユーロ安と円買いの双方の圧力を受けたユーロ円は176.55レベルまで急落し、ポンド円も208.95レベルまで安値を更新した。 USD/JPY 158.17 EUR/USD 1.1198 EUR/JPY 177.13
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