きょうの為替市場、原油・米国債利回りは上昇しており、前日に上げ一服となっていたドルは再び上昇の流れに戻している。ドル円は底堅い展開が続き、東京時間には158円台半ばに来ている200日線を試しに行く動きも見られたが、上値を抑えられている。 本日は午後に(日本時間8日午前3時)に9月分のFOMC議事録が公表される。約3年2カ月ぶりの利上げを実施したFOMCだが、同時に公表されたFOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)でも年内の追加利上げの可能性を示唆するなど予想以上にタカ派な会合となった。その後のFOMC委員の発言からは、追加利上げの姿勢に変化はないものの、「利上げを急ぐ必要はない」と市場が織り込んでいた10月利上げの可能性はけん制している。その見方を確認する内容となるか注目される。 トレーダーが目先の相場変動見通しを見直す中、短期の為替ヘッジコストは、相反する2つの力に挟まれている。本日原油が再び上昇しており、主要通貨のボラティリティは反発。イランがホルムズ海峡でタンカーへの攻撃を強めていることが背景にある。 ただ、ボラティリティは比較的低水準での推移にはある。今月に関しては、FRB、ECB、日銀ともタカ派姿勢を後退させていることで、短期的な相場変動に備える需要が弱まっている。 ドル円の1週間物のボラティリティは前日に6.15%と1カ月超ぶりの低水準を付けた後、ロンドン時間の序盤には7.06%まで反発。それでも年初来平均を約0.90%ポイント下回っている。 日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。 7日(水) 現行付近にはなし 8日(木) 159.00(20.6億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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